ある女性ブロガーが、結婚3年目に離婚しました。
「結婚の報告」「離婚の報告」どちらも自身のブログで行ったのですが、離婚の報告に対しては、厳しい意見が多く寄せられたのです。一体、なぜなのでしょうか?
ブログは、SNS機能があるはてなブログを利用しています。
ブログで結婚報告
結婚願望というよりは「一生ひとりは寂しくていやだなあ」程度には考えてお見合いしたりとかして相手を探していたのですが、なかなかしっくりいかずにノーガードでいたところ、いまの夫と出会い、スルスルッと結婚にいたりまして、それまでの結婚観が変わりました。
なんというか、決定打になったのは「このひとと結婚するわ!」と気持ちよりも「このひととなら死ぬまで一緒にいられそう…」な感じ。
ブログの冒頭を、一部引用しました。
ここにある「一生ひとりは寂しくていやだなあ」というのは照れ隠しかな? とにかく、ご結婚おめでとうございます!
そんな気持ちにさせられる、幸せ溢れる記事です。
コメント欄にもたくさんの祝福がありました。
コメント欄より引用
- なんかすごくぴたっとくる言葉。なんかすごくいいなあ。
- 今後の人生の参考にさせて頂きます。
- おめでとう。夫婦になっていく、っていい言葉だな。ケンカとかしてどんなに辛い苦しい大変な時も、やっぱりよりよい夫婦になっていくための通過点、てとこかな。たまに読み返そう。
4年後、離婚報告のブログ記事
人生なにごとも経験ですね。
心身が引きちぎられるような気持ちがここしばらく続いていますが、辛いとか苦しいとか、悲しいっていう気持ちから目を逸らさず、この手ざわりみたいなものを確かめながら生きていこうと思います。
心身が引きちぎられるような気持ちがここしばらく続いていますが、辛いとか苦しいとか、悲しいっていう気持ちから目を逸らさず、この手ざわりみたいなものを確かめながら生きていこうと思います。
これは記事の一部ですが、僕は記事を読んでモヤっとしました。
なぜなら、離婚理由を具体的に書いていないからです。
しかも、「結婚生活はほんとうに素晴らしいものだったし、憎み合って別れたわけではない」とも書かれています。
では、なぜ離婚したの!?
そんな不完全燃焼な気持ちにさせられました。
記事公開1日で250ほどの「はてなブックマーク」が付き、やや炎上気味に手厳しいコメントが多く書き込まれています。
以下、冷ややかな世間の反応です。
コメント欄より引用
- 誰かは存じ上げないが、自己顕示欲の塊やな…
- 離婚までも「見て見て!!」と記事にするのはなんだかなぁと思う.そうまでして人の注目を集めたいか?
- 自己顕示欲もここまで来るとね…
- 離婚しました?簡単に言うなよ、ばか。
ブログ・SNSへの離婚しました報告は、よく考えて
離婚も新たな人生の出発点とし「祝福の門出」とする考えもあるかも知れませんが、離婚に関して言えば、ほとんどの場合、そんなきれい事では済まないと思います。
大抵の場合、ドロドロとしたやり取りが続き、お互い疲弊しながらの離婚となるからです。
仮にポジティブな気持ちであっても、離婚報告をブログやSNSで行えば反感を買う恐れがあります。
どうぞご注意ください。