一時的なものだと思っていたけど、何週間も、何ヶ月も続いている。
その理由をきちんと話してくれたら良いのですが、妻の言葉数は少なく、何を考えているのかわからない。
こんな状況に陥ったら、夫としては辛いですよね。
僕も、妻が原因不明の体調不良になり、そこから夫婦関係がおかしくなった経験があります。いつまで経っても治らず、しかも妻の態度が冷たくなっていったのです。同時にセックスレスにもなりました。
「夫への愛が無くなった」
妻が夫に対して冷たくなる背景には、夫への愛情の枯渇がほとんどでしょう。
愛情が無くなった妻がとる選択肢は、どのようなものがあるでしょうか。
- 愛情を取り戻そうと努力する
- 仮面夫婦を続ける
- 離婚をする
- 不倫をする
今回は、これらについて考えていきます。
【1】愛情を取り戻そうと努力する
「私はもう夫を愛していないかもしれない」
そんな自分の気持ちに気づいた妻が、これを選ぶというのはまず無いでしょう。
そもそも、冷めたのですから。
【2】仮面夫婦を続ける
経済的に自立出来ない女性であれば、気持ちを押し殺して仮面夫婦を選ぶ可能性はあるでしょう。
「子はかすがい」という言葉もありますが、最近の厚生労働省の調査によると、年間約23万件の離婚件数のうち、子どもがいる家庭は57%にのぼる事がわかりました。子どもがいるから離婚しない、というのは昔の考えです。
現代において離婚を選ばない最大の理由は、経済的な問題です。
「生活費や養育費を稼げないから離婚できない」という意味では、子はかすがいかも知れませんが、本質的な理由は経済的な問題です。
【3】離婚をする
次に3ですが、経済的に自立できる女性であれば、離婚への決心は早いでしょう。
男性の場合、世間体などを気にして夫婦問題を封印することも多いですが、女性の場合は思い立ったら強いです。
周りに何と思われようと、自分の意志を貫きます。
【4】不倫をする
そして最後の4。
不倫ということは逃避型です。現実から逃げる事で、「夫への愛が無くなった」という問題の解決を先送りしています。
妻の不倫は、不幸中の幸いなのかもしれない
妻の気持ちが離れた事を知った夫は、愛情を取り戻そうと必死になる方は多いでしょう。男性の場合、なかなか女性の気持ちに気づけず、3の離婚や、4の不倫という事態が発生して、初めて「大問題が起きている」と気づく訳です。
奥さんが仮面夫婦を選んだ場合、愛情はなくとも夫婦関係は継続します。しかし、年金生活に入いれば、特に夫の扶養家族であり続ける必要もないので、60代、早ければ先が見えてくる50代で離婚を迫られる可能性はあります。いわゆる熟年離婚です。
また、離婚したいと申し出られた場合、夫が受ける精神的なショックは大きく、さらにその後「離婚を受け入れるかどうか」を、妻と争わなければ行けません。裁判になる場合もあるでしょう。とにかく、相当疲れるのは間違いありません。
そして不倫。これは夫婦間の愛情問題だけではなく、「裏切られた」というショックも加わるので、精神的なダメージは最も大きいです。しかしながら、その辛さに耐えながら、「妻が不倫をしている証拠」を握れば、圧倒的に有利に立てます。不倫をしている側からの離婚申し出は裁判では認められないので、夫が「離婚しよう」と決断しない限り、離婚は成立しないのです。
とにかく、妻が不倫をしていると感じた場合、まず最初に問いただすのではなく、不倫の事実を証明する証拠を集めましょう。不倫の証拠を手に入れる事で、得られる主なメリットは以下のとおりです。
- 妻側からの離婚請求が認められない。
- 夫が離婚の決定権を握る事ができる。
- 妻、もしくは相手の男に対して、慰謝料請求が出来る。
- 子どもが居る場合、親権をとることが出来る。
もちろん、不倫も、離婚も、無い方が良いに決まっています。そもそもの部分で、奥さんの愛情を育み続けるよう、夫は努力をつづける必要があります。それでも妻の愛情離れに歯止めが効かない場合、奥さんの様子を注意深く観察してみてください。
「妻は不倫をしているかも?」
そう感じる方は、以下の記事をご覧ください。僕の経験に基づく知見を、1つの記事にまとめました。