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妻の不倫相手、佐伯との直接対決!

妻の不倫相手と直接対決!

第3章・不倫相手との話し合い(17)
2005年2月

妻の不倫相手は、10歳年上の職場の上司。自分も既婚者でありながら、妻に離婚するよう仕向けてくる。一体、何が狙いなんだ? 自分は家族を捨てて、再婚したいと願っているのだろうか。

とにかく僕は、妻との話し合いだけでは解決できないと悟った。

妻との話し合いでは進展しない、不倫相手との直接対決を決意

妻の桜子だけとの話合いだけでは、解決の色口が得られない。妻を追いつめても疲弊するばかり。もはや、佐伯と直接話をするしかない。

平日月曜日の夜、桜子に「出掛けて来る」とだけ告げて、車で佐伯の家へ向かった。ここから約30分ほどのところだ。

夜10時30分、奴の自宅のチャイムを鳴らす。この遅い時間にしたのは、帰宅してるだろうと予測しての配慮だ。ドアの開けたのは、奥さんでも、子供でもなく、佐伯本人だった。

「別の場所で話そう」と、佐伯が口にする。そして近くのファミレスへ向かった。佐伯は、そろそろ僕が来るんじゃないかと思っていたようだ。妙に落ち着いていたのはそのせいか。

ファミレスではコーヒーを注文し、早速本題に入った。

 

「僕の妻へは、二度とちょっかいを出さないで欲しい。桜子へは『不倫をしているのなら辞めるように』と話しているが何も進展しない。延々と平行線をたどるだけで、解決どころか、このままでは桜子を追いつめるだけになってしまう」

佐伯は終始、目を伏せながら黙って僕の話を聞いていた。

「佐伯さんは、僕の妻と不倫をしていますよね」

顔は見えにくいが、うつむいたまま小さくうなずいた。

「妻との不倫関係を辞めてください。佐伯さんは、奥さんも子供さんもいるじゃないですか。それで自分の家族を守れるのですか。そんな中途半端な考えで、結婚している他の女性と不倫をするというのは、どういう了見ですか。それだけの覚悟や甲斐性はあるんでしょうか。こんなことをしているより、自分の家族を大切にしてください。どうかお願いします」

穏やかに話し合いは終了。不倫を終わらせることを約束

僕は一度も、声を荒げたり、怒ったりしなかった。

全てわかっているけど、妻との不倫を辞めて欲しい、とお願いしました。そうすれば事は荒立てない、と。

最後、ファミレスを出て別れる際、佐伯は深々と頭を下げてくれた。

終わった……これで終わった。グチャグチャの泥沼になるより、判ってくれるのが最も良い。夫婦は永遠に円満ではなく、一度くらいは波乱もあるだろう。それが今だったんだ。よし、これから桜子との関係修復を頑張るぞ! これからが再構築だ。

佐伯も話がわかる奴でよかった。

とにかく直接対決はすんだ。時間は約30分。

隠し持っていたボイスレコーダーの録音時間に、そう記されていた。

 

(次回へ続く)→ 不倫相手を排除するも、妻から「実家へ戻りたい」と別居の申し出。

 

自分の実体験を振り返りながら「体験日記」として連載しています。途中のページからアクセス頂いた方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
結婚3年目、妻が原因不明の体調不良。そしてセックスレス。

筆者: 篠原 誠

篠原 誠
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。    ▶︎ [クリック] このサイトについて・運営者プロフィール ◀︎