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家庭裁判所から離婚調停の案内。まさかの妻からの申し出。

家庭裁判所から離婚調停の案内。まさかの妻からの申し出。

第五部 <やり直せるか?それとも離婚か?>(27)- 2005年7月

妻の「いつ離婚してくれるのか?」の想いは、日に日に増して来ている。
まるでまな板の上の鯉。なのに、一向に料理が始まらないのだ。

佐伯への怒鳴り込み、そして家庭内別居から、5ヶ月が経った。
妻が原因不明の体調不良を訴え、さらに離婚をしたいと言い出してから、約1年だ。桜子にとっては、長過ぎる5ヶ月かもしれないが、僕にとっては前半の苦しみがあるので、特に長くは感じない。

離婚をしない理由は先に述べた通りだが、再構築にあたり時間も必要だと考えている。不倫という病気から目覚めるには、時間という薬が必要。特効薬はないのだ。

薄い氷の上を歩くような日々だが、僕は割らないように慎重に歩き続けた。

 

そんな頃、なんと家庭裁判所から『調停』への出頭の書面が届いた。

…え?桜子が俺に離婚調停。不倫、不貞を行った側からの訴え。そんなのがあるのか。驚いたというより、半ば呆れた。

桜子は業を煮やし、何としてでも離婚したかったんだろう。桜子に裁判所からの件を伝えると、「お願いします」と言われた。「もちろんちゃんと出頭するよ。第三者に入ってもらってきちんと話そう」。そう答えた。

 

出頭日は初夏の暑くなりはじめた盛り。
僕は裁判員の方の心証を少しでも良くしようと、カッターシャツとネクタイを新調した。涼しげな色合いのネクタイだ。

裁判所といっても、ドラマや映画に出て来るような、裁判長がいて「被告人前へ」というような場所ではない。刑事事件ではないので、民事でこじれた問題を話し合う場所として用意されているようだ。

小さな部屋の真ん中に、大きなテーブルがある。ドアはテーブルを挟んでふたつあり、申立人(妻)と相手方(僕)が入り口で鉢合わせにならない為に配慮されているようだ。

裁判所職員の方は年配の男女だった。どうも親戚のおじさんとおばさんに話を聞いてもらうような雰囲気。裁判とはほど遠い和やかな空気を感じる。

 

(次回へ続く)→ 不倫している妻からの離婚調停。結果はもちろん…。

 

自分の実体験を振り返りながら「体験日記」として連載しています。途中のページからアクセス頂いた方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
結婚3年目、妻が原因不明の体調不良。そしてセックスレス。

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篠原 誠
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。 【LINK:このサイトについて / プロフィール