不倫された側からすれば、「ふざけるな!」と怒りしか覚えない曲。これがU-SENのJ-POPチャート9位にランクインするなど話題になっています。
罪を犯しても汚れないよう朝日を浴びようなどと歌う、広瀬倫子「償いの日々 -愛してると言われたことがない-」です。
美しい不倫なんてない。これが不倫に酔う女(男)の心理だ
既婚者への恋や、既婚者同士のW不倫は、その禁断さ故にその恋愛関係や感情を美化すると言います。オープンに出来ない、しかも満たされる事がない関係に、辛さとともに自分に酔っているのでしょう。
不貞には、美しいも何もありません。
それ以前に、自分の身勝手な行動の裏に、傷つけられた人や裏切られた人がいるのです。それを無視して、自分が悲劇の恋のヒロインのごとく振る舞うとは愚劣の極み。アナタは平気で他人を傷つけているのです。
怒り感情がいくらでも湧き出てくる曲ですが、ここはグッと我慢して、「不倫に酔う女(男)の心理とはこういう事か」と、この曲からその愚かさを知れるのではないでしょうか。不倫中の当事者に対してはお涙頂戴かもしれませんが、第三者のからすれば、「馬鹿じゃないのか?」「騙されてるんじゃないか?」「早く目を覚ませ」……きっとそんな感情になってしまうと思います。
また、本サイトでも紹介しましたサイト「不倫からの帰還」では、『不倫している人のお決まり文句集』が公開されています。“前向きに生きる、一度きりの人生だから、遊びなんかじゃない本気、自分は配偶者の持ち物ではない”、など。トップページを入り、情報コーナーをクリックで見る事ができます。ぜひ合わせて見てみてください。
ちなみに、歌っている広瀬倫子さんは「私は不倫は絶対に許さない派」と、某メディアに書かれていました。こういった曲は今回限りで終わりにして、今度は自分の想いと合致する曲を歌って欲しいです。