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不倫専用SNS「アシュレイ・マディソン」がハッキング。会員情報漏えいからの経緯まとめ。詐欺サイトも登場。

世界中で会員数およそ3,900万人。2013年6月に日本上陸した世界最大の不倫用SNS「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」ですが、会員数人が自殺、CEOが退任というとんでもない事態に陥っています。

まずは、事の発端から。会員の絶叫、自殺、そしてCEO退任までの経緯をまとめした。以下をご覧ください。

2015年7月20日 会員情報がハッキングされる。

アシュレイ・マディソンを運営するカナダのアビッドライフメディア社が、「会員情報を流出させた」こと、「ハッキング集団に脅迫されている」ことを明らかにしました。ハッキング集団は、自分たちのことをインパクト・チーム(Impact Team)と名乗っています。

<流出した個人情報>
・会員の実名
・住所、電話番号、メールアドレス
・プロフィール
・会話内容
・送った写真
・性的嗜好
・クレジットカード利用履歴、など。
<ハッカー集団の要求>
「アシュレイ・マディソン」と、その関連サイト「エスタブリッシュト・メン」の閉鎖。

参考記事
不倫サイトがハッキング被害、利用者の個人情報流出の恐れ:AFP BB

アシュレイ・マディソン側は、会員に向け19ドルの情報削除を無料化。

アシュレイ・マディソンの会員は、「私が不倫をしたいと画策していたトンデモナイ個人情報が漏れるのではないか」と、戦々恐々の毎日を送っていたでしょう。

しかし、アシュレイ・マディソンはハッカー集団の要求を受けれず、会員に対して「これまで19ドル(約2,300円)だった会員登録情報の抹消を無料化する」と発表。

すでに漏えいしている可能性がある会員情報を今さら消すことに意味があるのかわかりませんが、アシュレイ・マディソンはなんとも中途半端な対応をおこないました。

ちなみに、ハッカー集団によると、「この19ドルの会員情報抹消費だけで、アシュレイ・マディソンは170万ドル(約2億円)の利益を得たが、実は会員情報はサーバーに残されたままだ」という。表向きは削除されていますが、実は会員データベースには残したまま、という。ハッキングしてわかった事実!?

参考記事
世界最大の不倫サイト「Ashley Madison」から情報流出 ハッカーの「暴露」に怯える利用者たち:サイバーインシデント・リポート

2015年8月18日 ハッカー集団が会員情報の一部を暴露。

情報漏えいから1ヶ月、ハッカー集団の要望を受けれなかったアシュレイ・マディソン。ついに、実行犯インパクトチームは、盗み出したデータから約9.7GB分のデータを、ウェブサイトへの一般公開に踏み切りました。

<暴露された会員情報>
・約1万5,000人分の会員情報を公開。
・メールアドレス
・電話番号
・支払い情報
*政府や軍のドメイン(メールアドレス)も含まれてた。

参考記事
不倫サイトの利用者情報、ネットに暴露 政府や軍のアドレスも:APF BB

数日後、アシュレイ・マディソンの会員が自殺。

カナダの警察当局は24日、不倫相手探しサイト「アシュレイ・マディソン」がハッカーの攻撃を受けたことで、少なくとも2人が自殺した可能性があると発表した。

不倫サイト攻撃原因で2人自殺か、加当局が憎悪犯罪に警告 ロイターより一部引用

自殺に至らずとも、夫がアシュレイ・マディソンに会員登録していることがわかり、妻激怒。離婚など、家庭崩壊している会員もたくさんいるのではないでしょうか。

犯人に関する情報提供者に報奨金。

ここまで来ても、いまだアシュレイ・マディソンはサイトの運営を続けています。とにかく会員を守るためにすぐ閉鎖すべきではないか、と思うのですが、そうはしないようです。

ハッカー集団、逮捕につながる情報提供者に、50万ドル(約6,000万円)の報奨金を提示。

参考記事
不倫サイト犯、6000万円以上のの賞金首に

会員のほとんどが男性、女性も実は偽物だった!

アシュレイ・マディソンの会員数は「3,900万人」と同サイトでは公言しています。

ハッキング集団が、会員の内訳を暴露!
・女性会員は全体の約15%
・実際使っていたのは1%以下
・女性ほとんどがサクラ(BOT / 偽物)

なんと、アシュレイ・マディソンは男性だらけだったのです! 女性はほぼ皆無。しかも偽物。男性会員は、幻想の女性に浮気心を募らせ、お金を払っていたことがわかったのです。

2015年8月28日 不倫王と呼ばれる創業者、CEOのノエル・ビダーマンが辞任。

不倫専用出会い系サイト「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」の個人情報がハッキングにより流出した事件で、同サイトのノエル・ビダーマン(Noel Biderman)最高経営責任者(CEO)が28日、辞任した。

不倫サイト情報流出、運営会社CEOが辞任:AFP BBより一部引用

さらに、CEOノエル・ビダーマンは、競合他社の出会い系サイト「Nerve」の会員情報をハッキングしていたことが判明。今回の事件は、まさかのブーメランでもあったのです。

今度はCEOであるNoel Bidermanのメール情報もハッキングされてしまいました。しかもその流出した情報から、なんと過去にNoel自身が仲間たちと他社サイトをハッキングしていたことが判明したのです。

今回のメール流出もハッカー集団Impact Teamによるもの。流出した膨大なメールを注意深く見ていくと、Noelの指示でCTOであるRaja Bhatiaが競合他社Nerveの出会い系サイトをハッキングしたことが見えてきます。

アシュレイ・マディソン、競合他社をハッキングしていたことが判明:GIZMODEより一部引用

最後に。

アシュレイ・マディソンに関してのニュースは、日々報じられています。CEOが辞任したからといって、ハッキングされた会員情報は戻ってきません。アシュレイ・マディソンを利用していた会員が、まくらを高くして寝れる日はまだまだ遠そうです。

ちなみに、今回の情報漏えいに絡んで、詐欺を働く奴らも登場しているようです。「ここにメールアドレスを入力してくれたら、会員だったかを検索します」といったサービスで、実は詐欺サイト。不正にアドレスを収集したり、情報を消すには◯◯万円支払え、など、陥れるためです。

政府関係者、軍関係者、大企業など、社会的立場が高い会員も多いようで、今回のことで「家族」「社会的地位」を失ってしまう方もたくさんいるのではないでしょうか。

ハッキングは犯罪行為ですが、不倫を推奨するアシュレイ・マディソンを窮地に追いやったというのは、個人的には「よくやった」と思ってしまいます。

アシュレイ・マディソンのキャッチコピーは「人生一度。不倫をしましょう」。しかし実態は、男やBOTばかりで、不倫はできず、単に散々な目に遭ったというだけ。

「人生一度。不倫はやめておきましょう」。

About 篠原 誠

篠原 誠
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。 【LINK:このサイトについて / プロフィール