「妻・夫に不倫をされて、離婚した」
「彼女・彼氏に、突然別れを告げられた」
「忘れたいのに、忘れられない」
僕はかつて、妻の不倫、修羅場、離婚を経験しました。離婚後は気持ちを切り替えてスッキリ……とは、なかなかいかず、気持ち的に乗り越えるのに5〜6年かかりました。今はようやく過去を過去として認識することができています。
今回は、いつまでもいつまでも辛い思いを引きずる人へのアドバイスをお伝えします。実は、まだ忘れなくても大丈夫なのです!
失恋、離婚……。辛い過去を押し込めなくても大丈夫
主婦ブロガーあおい嬢ことDJあおいさんが、自身のブログで、いつまでも辛い過去を忘れられない人の事について書かれていました。
辛い記憶というのは
その記憶から学んで
身に付いて
自分に必要がなくなったときに
はじめて忘れることができるんです
そしていつか思い出したときに
辛い記憶だけが消えて
キレイな思い出になるんです
まだ忘れられない辛い記憶があるということは
まだ学ぶべきことがあるということなんですよ
すごく同感です。自分自身も辛い時期を乗り越えてわかったのですが、現実をしっかりと受け入れて、辛いけど、辛いけど、目の前からできるだけ逃げずに日々を1日づつ乗り越えました。
今ではすっかり消え去ったか?、と言われれば、そうではありません。
映画やテレビドラマで不倫の話が出てくると、その夜悪い夢をみることがよくあります。完全に抜けているつもりでも、どこかでまだトラウマ的に残っているんでしょう。ただ、昔のように辛いという思いはすでになく、「再び同じような経験はしたくない」という怖さからだと思います。
無理に閉じ込めると、トラウマになってしまう
DJあおいさんは、辛い思いを閉じ込めるとトラウマになってしまう、と言います。過去の自分と向かい合って、学んでこそ、解放される。
ところで、トラウマにとらわれた状態になると、人はどうなるのでしょうか?
幸いににもトラウマを持たないで育った方には、トラウマを持つ人の苦悩は、理解しがたいでしょう。
トラウマは、本人にも説明のつかない怒りや恐れ、体や思考の硬直、体調不良などなど、色々な現象を引き起こします。あるいは、そうした思いに突き動かされた行動をとります。本人にも説明がつかないのですから、人様には、もっと不可解でしょう。
人様から見れば、些細な事と思われるような事で、両親や家族に対してこみ上げる怒り。冷静になれば気づく、自分の中の怒りの異様さ。
人様から見れば、些細な事と思われるような事で、抱く恐れ。冷静になれば気づく、自分の中の恐れの異様さ。
人様からみれば些細なこと。
確かにそうですね。僕自身、不倫に関しては、非常に厳しく、批判的になりました。また自分の身に置き換えて、恐怖も感じます。
かつて、音楽プロデューサーのジェーン・スーさんも、「失恋は親が死ぬよりはるかに苦しいと感じてしまう。」とおっしゃっていました。
つらい思いは、経験した人にしかわかりません。そして、それを乗り越えるには、沢山の時間がかかります。
今、お辛い方は、「いつか良くなる」と信じてください。時間を味方につけて……。
最後に、フラッシュバック(フラバ)について記事もご案内します。ぜひ合わせて読んでみてください。