既婚者の方へ質問です。
「ご夫婦の寝室は同じですか? 別々の部屋ですか?」
円満夫婦を維持するためには、寝室が大きな鍵を握っています。子育てや仕事などをきっかけに、寝室を分けてしまうご夫婦は多いと思います。
でも、実はそれが後々、離婚問題に発展する恐れがあるのです……。
円満夫婦の8割は同じ寝室。では、同じベッド・布団はで寝ている夫婦は?
不動産情報サイトのオウチーノが「夫婦の寝室事情」について調査をしました。そこで、円満夫婦の約8割が同じ寝室だということが明らかになりました。
円満:46.6%
どちらかと言えば円満:34.o%
同寝室(同じベット):37.8%
同寝室(ベット別) :19.5%
同寝室(ベット以外):21.5%
別寝室:21.2%
夫婦が仲良しでいるには、一緒に寝る方が良い
また、円満夫婦の89.7%は「同寝室の方が良い」と回答しています。
理由は以下のとおりです。
- コミュニケーションが増える
- 一緒にいる時間が長くなる
- スキンシップがとれる
- 寝室くらいは一緒の方が良い
寝室が別になるきっかけは、仕事、子育て、寝相・いびき
逆に、夫婦の寝室が別だと答えた方は、以下の理由をきっかけに、別々の部屋で寝るようになったとのことです。
- 夫の仕事
- 育児・子育て
- 寝相
- いびき
不仲が原因という訳ではないようです。
たとえば育児中。旦那さんの仕事が忙しく、少しでも眠ってもらうために別室で寝てもらっている、なんてこともあるでしょう。また、いびきも本人は気づかないものの、夫のいびきが苦痛で睡眠障害に陥る妻も少なくありません。
止むを得ない場合であれば、一時的に寝室を分けるのも良いかと思います。
ただ、これをきっかけにいつまでも別室を続けるのではなく、問題解決に取り組みながら、状況が好転したら寝室を戻すのが大事かと思います。
既婚者の皆さま、寝室事情を今一度大切に考えてみてはいかがでしょうか。
家を建てようとされる20~30代の若いご夫婦は、寝室に目を向ける人が少なく、どうしても後回しにされる傾向にあります。しかし、やはり夫婦円満でいるためには、コミュニケーションが大切になってきますので、長い目で見ると、寝室にも力を入れることをオススメします。
夫婦仲と寝室に関する実態調査:オウチーノ
夫婦の寝室を別にすると、離婚率が上がる理由
最後に、非常に大事なことをお伝えします。
寝室を別にすると、必ずセックスレスの問題が起きてきます。すでにセックスレス状態のご夫婦は、さらに加速。定期的にセックスをしているご夫婦も、スキンシップの機会が減り、セックスレスに発展してしまいます。
セックスレスを、安易には考えないでください。
セックスをしたくない側は、穏やかな環境・関係になったと思っているかもしれませんが、一方のパートナーも同じ気持ちであるとは限りません。
男性にも、女性にも、性欲があります。
セックスレスになれば、その性欲を押し殺さないといけないのです。数日、数週間なら我慢もできるかもしれませんが、それが何ヶ月も、何年も続くとなると……。
性欲のはけ口を求めるようになるのです。
つまり、他の女性や、他の男性です。
そのため、セックスレスのきっかけとなる夫婦別室は、極力回避すべきです。もし止むを得ない場合は、理由と期間を明確にした上で、夫婦別室にするようにしてください。
セックスレスは離婚事由にもなりますし、不倫のきっかけにもなります。夫婦別室は人生の分岐点です。どうか慎重に。