男性は、なぜスナックへ行くのだろう?
僕は、かねてからそう思っていました。かつて営業職に就いていた頃、上司に同伴して取引先の方とスナックへ行ったことがあります。その他にも数回あるのですが、やっぱりいつ行っても楽しめない。
時給が高いからという理由で選んだのであろう女性従業員、そしてちょっとくたびれたママ。そこには、全く面識無い他のおっさん客もいる。おっさんは、カラオケを熱唱している。
この状況で、なんとも苦手なのだ。
これだったら、女性の友人を誘って、居酒屋へでも行った方が楽しい。その方が会話がリアルだし、自然な感じが良い。
……だけど僕は、この匿名ブログを読んで、スナックに対しての考え方が変わった。
なるほど、そういう事か。
スナックは必要だな。
むしろスナックがないと、離婚率はもっと上がりそうだ。さらに言えば、欲求不満のはけ口が無くて、犯罪率だって上がるかも知れない。
スナックは必要だ。
絶対にあった方が良い。
日本人の親父達にとって無いと困る。
スナックは素晴らしい場所だったんだ!
そう思ったのです。
30代をすぎると、女性の友人を気軽に飲みに誘えなくなる日がやってくる
今、回りにいるイイオンナ、そいつらはみんな、早晩売れていっちまうんだ。
もちろん、友達としての縁は続くよ。
でもさ、「今晩ちょっと飲んでいこうぜ!」なんて言う訳にはいかなくなっちまうんだ。
俺もそんな日が来るとは思っていなかった。
でも、確実に来る。
仕事で疲れて、ちょっと女の子とフワフワした無意味な時間過ごしたいなーと思っても、電話できる相手がいないんだよ。
あの子はもう1年も会ってないし、あの子は子供が生まれて授乳中だし・・・
誰にも電話できねーんだ。
(中略)
家に帰って嫁さんと話すればいいじゃんって思っただろ?お前。
青いな。
青すぎる。
空より蒼い。
藍より青し。
嫁さんがちゃんと話し聞いてくれりゃーこんなに悩んでねーんだよ。
俺も結婚した時は、「これでソープなんかに一生行かないで済むわwww無料風俗GET!!!」とか思ったよ。
でもな、現実はそんなに甘くねーんだ、これが。
育児につかれた嫁さんは、家に帰るとグーグー寝てる。
朝は朝で、子供の幼稚園の準備やら何やらで忙しい。
たま~に休みの日の夜なんかに、運良く二人の時間がとれたとしても、「幼稚園のママ友が…」とか「マンションのゴミ出しが…」なんていう、向こうの愚痴を聞く時間だ。
こちらの話など聞いてもらう時間はない。
当然、セックスなど子供が生まれてから一度もしてない。
これが現実だ。
繰り返す、これが現実なんだよ。
30代の入り口の時点でこれだ。
40代になった時なんて、もう目も当てらんねーよ。
今の俺の現状に加え、子供の進学・親の介護・中間管理職・糖尿病・デブ・ハゲ・加齢臭なんて奴らが、俺から時間と金と魅力を奪い、女を遠ざけるだろう。
もう生きる希望もねーよ。
そんなお前に、唯一手を差し伸べてくれるメシアがいる。
スナックのおねーちゃんだ。
多少トウが立っていようが、ちょっとふくよかであろうが、そんなの関係ねーよ。
いつでもニコニコしながら、俺達にフワフワした無意味な時間を与えてくれる天使だ。
こっちの愚痴に、全肯定の姿勢で答えてくれる女神だ。
2時間喋って飲んで柿ピー食べてちょっとカラオケ歌って4000円だ。
月3回は行ける。
なんて素敵な場所なんだ。
はてな匿名ダイヤリーより一部引用
この記事は、不倫や離婚とは直接関係がない。ただ、こういったところに人間の心理というか、男の弱みが見えて来る。
働くおっさん達は、寂しかったんだ。