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新しい風を吹き込ませるため、長年勤めた会社を退職。

新しい風を吹き込ませるため、10年間勤めた会社を退職。

第五部 <新たな人生へ向けて>(38)- 2006年8月

妻の不倫相手、佐伯への慰謝料請求の主導は行政書士の山城先生に託した。
不倫問題終結、そして離婚への道は着実に進んでいる。

また、僕はこのマイナス・スパイラルからの脱却のため、仕事の環境も変えようと決意した。

退職だ。

ちょうど10年勤めたので、自己都合とはいえ、多少の退職金は出る。
わずかな貯金と合わせれば、半年ほどは生活できる資金になるだろう。

まずは、辞める!捨てる!
断捨離ではないが、過去と決別することで、新たな一歩を踏み出すことができる。
会社への未練は一切ない。
なんだか辞めると考えるとワクワクしてくる。

思い立って、早速ネットで辞表の書き方を検索。

そして丁寧に自筆で書き終えた封書を持って、上司の元へ。唐突だったので「なぜ辞めるんだ」と驚かれたが、「勝手申してすいません。どうしてもやりたい事があるので」。

 

どんどんと身軽になって行く。
何でも出来そうな気分だ。久しぶりに空が気持ちいい。

 

仕事を辞める、と言う事を、何人かの知人に伝えた。妻の不倫や離婚問題については、滅多な事では口にしないが、仕事のことなら良いだろう。

身軽になって行く感覚が気持ちいい。最高だ。

 

まさに偶然だったのだが、僕が仕事を辞めると人伝えに聞いた、とある方から電話があった。

「ウチで働いでくれないか」との事。

こんな事ってあるんだなぁ…と驚いた。軍資金が尽きる半年間の内に、次の道を考えようと思っていたのたが、今の仕事の最終出勤日を迎える前に声が掛かった。

自宅からは随分遠い場所にあるので、「会社を完全に辞めたのちに、ご連絡させてください」と返答させて頂いた。

行っても良いかもな。自分を必要としてくれるなんて嬉しいじゃないか。
勤務地は遠くなるので引っ越さないと行けない。これからも妻が出て行った3LDKに一人暮らしし続けるのも何だし、思い切って新しい土地へ行ってみるのも良いだろう。こんなチャンスは滅多とないし。

僕はその会社へ入る事を決めた。
少し自分を休めて、親孝行する時間も欲しいので、入社は3ヶ月後とお願いした。

服を全部脱ぎ捨てて、新しい洋服に袖を通す。そんな感覚だ。

何度もしつこいが言わせて欲しい。最高に気持ちいい!

 

(次回へ続く)→ 最終回。妻に不倫され、2年半戦い抜いた男の顛末は…?
 

自分の実体験を振り返りながら「体験日記」として連載しています。途中のページからアクセス頂いた方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
結婚3年目、妻が原因不明の体調不良。そしてセックスレス。

About 篠原 誠

篠原 誠
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。 【LINK:このサイトについて / プロフィール