Home » 不倫克復記 » 最終回。妻に不倫され、2年半戦い抜いた男の顛末は…?
最終回。妻に不倫され、2年半戦い抜いた男の顛末は…?

最終回。妻に不倫され、2年半戦い抜いた男の顛末は…?

第五部 <新たな人生へ向けて>(39)- 2006年11月

僕の実家へ。
心配を掛けまいと黙っていたが、両親にこれまでの事を話した。

桜子が今、家に居ない事。
桜子が不倫をしていて、ひと騒動あった事。
もう夫婦の修復は無理だという事。
仕事を辞めたという事。
地元を去り、遠くへ引っ越すという事。

母親は泣いていた。
哀れんでくれているのと、遠くに行ってしまうと事からだろうか。

結婚では大変お世話になったし、祝福もしてもらった。
結婚後も桜子共々良くしてくれた。
申し訳ない。…が、ここで謝ると、さらに重い空気になってしまうので、ライトに「ゴメンな!」と口にした。僕は何もかもを更地にして、新天地へ行きます。

 

和解契約書

さて、桜子の不倫相手への慰謝料請求は、まぁ上手く行った。
慰謝料は佐伯の生活がめちゃくちゃになる程に絞り上げたかったが、それは現実的ではないので、行政書士の山城先生、そして先生と佐伯との交渉で、150万円となった。

支払いに関しての契約書が結ばれた。和解契約書という書類だ。簡単にいえば、「誠意を持って指定日に延滞無く支払い、それをもって、この問題を解決とする」という契約書。

はっきり言って金銭の問題ではない。自分が受けた苦しみ以上のものを、佐伯に味わって欲しかった。150万円は、大手企業に勤めている佐伯にとっては安いと思う。しかし、ここが交渉の最高地点だったんだろう。山城先生には色々助けられた。精神的にも支えて頂き、心から感謝を申し上げたい。

 

僕の新天地は、東京になる。世田谷区に小さなワンルームマンションを借りた。

本当に全身すっかり衣替えだな。

 

世田谷区役所に離婚届をもらいに行った。書き損じしては行けないので、念のため2枚。

ふぅ。はじめての離婚届。
こんな事になりたくないと、2年半ももがき苦しんで来たが、不思議と心は落ち着いている。

自分の欄に、記名、捺印。丁寧に書いた。

桜子に携帯でメール。「離婚届、俺の分書いたから、住所を教えて欲しい。あとは、桜子が残りを書いて役所に出してくれたら良いよ」と。

2日後、「離婚届、出しました」という報告のメールが届いた。

妻からのメール「離婚届、出しました」。

 

さぁ、新しい人生のスタートだ。

不倫克復記を読んで頂いた方へ。

長きに渡る日記、お付き合い頂きありがとうございます。
つたない文章力ではありましたが、当時のメモや携帯電話などを掘り起こしながら、辛かった日々を振り返り、書きました。

妻に嘘をつかれていたこと。
不倫相手の佐伯が、土下座のあとに吐いたあの言葉。

不倫というものは、本当に人を傷つけます。不倫を美化する人、映画や小説もありますが、決して美しいものではありません。

人が人を裏切る。
もっともしてはいけない、人間としてのルールです。

今、渦中にいる方は、本当にお辛いと思います。
僕もこんな地獄が永遠に続くのではないかと、一分一秒が長く長く重く苦しい日々を過ごしました。

しかし、いつかは霧が晴れわたる日が来ると思います。

活路を見出そうという気持ちを持って、亀のように遅い一歩でも良いので、進みだしてください。もちろん、時には甲羅にもぐって動けなくなる日もあるでしょう。

僕自身、過去をこうやって振り返りわかった事は、こうやって人は強くなって行くんだな、という事です。

僕の日記は、今回で終了です。
どうか皆様のお幸せを心より願っています。ご自愛をもって。

 

追伸:
その後のことや、不倫・離婚を通じて学んだ事を、またコラムとして書きたいと思います。

 

追記:その後の事を書きました。
クソくらえ!妻の不倫で再構築を誓い、失ったもの、得たもの。

篠原 誠

 

自分の実体験を振り返りながら「体験日記」として連載しています。途中のページからアクセス頂いた方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
結婚3年目、妻が原因不明の体調不良。そしてセックスレス。

About 篠原 誠

篠原 誠
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。 【LINK:このサイトについて / プロフィール