本サイト「妻が不倫しています」は、妻に不倫をされて苦悩した夫が、どうやって乗り越えたのかをお伝えしているサイトです。不倫は「浮気をされた」「裏切られた」のダブルのショックをパートナーに与え、その衝撃は想像を絶するものです。ここでは不倫をされた方の側に寄り添い、解決のヒントや助けになることを、少しでもお伝えできればと願っています。
このカテゴリーは、読者さんより頂いたご質問に答えるコーナーです。
僕自身、法律家や精神科医などの専門家ではありませんが、自分の経験を元に、ひとつの考え方としてお答えしています。的確なアドバイスではないかも知れませんが、第三者の意見により何かの気づきが得られることもありますので、「なるほど。そういう考え方もあるのか〜」と、肩肘張らずに読んでいただけると幸いです。
それでは、今回のご相談と、回答は以下の通りです。
ご相談「不倫中の妻、子どもが寝たら無気力・無関心に。離婚か再構築か」
子供が三人いて、起きてる間は普通ですが、以外は無気力、無関心。行動は不可解なことが多いです。早く証拠を掴みたい今日この頃ですが、同じように金がない!
私の中では 離縁、復縁 迷ってる段階です。
日記を読んで 少し気分が晴れました。 ありがとうございます!
回答「子どもがいる不倫中の妻は、親権とお金を取られないよう必死で不貞の証拠を隠す」
お辛い状況の中、ご質問いただきありがとうございます。お子さんが3人いらっしゃるということで、どう決断すべきかはとても悩ましいですね。
本サイトにある僕の日記「不倫克服記」を読んでくださり、「少し気分が晴れた」とのことでお役に立てて良かったです。
この日記にも書いているように、僕は渦中にいるとき毎日がとても辛く、自分が自分で無いような、ここが現実なのか夢なのかわからないような、そんな感覚に陥るほど気持ちがまいっていました。ですので、気分転換などをして一時的にも気持ちを晴らすのは良いですね。
さて、ご質問に関してですが、ズバリ「言い逃れできない証拠をつかめ!」です。
ご質問文だけでは、詳細な情報がわからないので、僕の想像を込めての回答になるのですが、これは油断していると逆にやられてしまう危険性があります。
子育て中に不倫をする妻の心理。味方は子どもと金、敵は夫
不倫をしている者の思考回路は、常人には理解できないことがあります。
たとえば、「私たちは真の愛を見つけたのに、世間からは認められない可哀想な人だ」「不倫をしたのは私のせいじゃ無い、夫が悪いからだ」「私は夫の所有物では無い」など。
要は、自分を正当化するのです。
私は悪く無い、悪いのは夫、私は不運だ……と。
不倫をされた側は、こうした不倫妻(不倫夫)の心理を理解していないと、とても疲弊することになります。不倫された側は、「きっと罪の意識があるのだろう」と相手に期待をするのですが、申し訳なく思われるどころか、逆に牙をむかれるのです。
「あなたのせいだ!」
とは口にはしなくても、目や行動から、攻撃的な牙がむけられるでしょう。いわゆる逆ギレです。
そんな不倫をしている妻の心理は、子育て期はさらに強くなります。
「子どもは私が守る!」
「子どもたちを夫に取られたく無い!」
そしてさらに、子育てをするにはお金が大切です。離婚に至った際、慰謝料請求されたり、財産分与されたりしないよう守りにかかります。当然、親権は絶対にとられないよう必死になるでしょう。
牙をむく、メスのライオンのように……。
妻が不倫を認めない限り、前へは進めない
不倫中の妻は、自分は悪く無いと「正当化」します。さらに、わが子とお金を守るため、「不倫をしていない」と完全否定したり、不貞の証拠を握られないよう鉄壁に姿勢を貫きます。
この状態であれば、夫は為す術もありません。
なぜなら、夫は悪者扱いされているのですから。もしかしたら、「夫が悪かったせいで夫婦関係が継続できなくなった。離婚の上に、夫へは慰謝料と養育費を請求だ!」と、妻は『攻撃は最大の防御なり』の構えで、夫を非難してくる可能性もあります。
夫婦のやり直しを目指す、
離婚をする、
自分の身を守る。
夫にいずれかの気持ちがあっても、妻が不倫をしたことを認めない限り、前進することはできないのです。
「君が不倫をしているのは知っているんだ」
「はぁ? やってないし」
「じゃぁ、木曜日の昼間はどこにいたんだ」
「友達と会ってたって、私言ったよね!」
このように、延々と抜け出せない無限ループに陥ってしまいます。
妻の不倫相手の男に、慰謝料請求!
そこで必要なのが「言い逃れできない不貞の証拠」です。
これがあることで、妻は不倫をしたことを認めざるを得なくなり、やっとステージに登れるのです。
「不倫を解消してやり直しをするのか、離婚をするのか。離婚を選ぶ場合、父親と母親のどっちが子どもを引き取るのか」
そうしたまともな話し合いができるようになります。
相談者さんは「お金がない」とのことですが、僕も同じくお金がなかったので非常に苦労しました。夫婦仲が良いときでさえ節約した生活を送っていたので、家庭内別居となれば外食が増えて食費がかさみます。
そんな中、僕は金策をしながら、不貞の証拠をつかみました。そしてさらに行政書士に依頼して「和解契約書作成」を作りました。和解といっても妻と和解するのではなく、妻の不倫相手との和解です。
「裁判沙汰にはせず、お金で和解しましょう」と、持ちかけたのです。
結果、僕は不倫相手から160万円を受け取りました。和解金、いわゆる慰謝料として。
不倫者からの別居の提案は受け入れてはいけない
あと、相談者さんは別居寸前とのことですが、別居をすれば証拠をつかみにくくなるだけではありません。
「別居があったから、夫婦関係が続けられない」「ひどい夫のため別居した」など、不倫がなかったかのように振る舞われ、夫が不利立場に追いやられてしまう恐れがあるからです。
そのため、今の段階での別居は、まったくおすすめできません。
相談者さんは、お子さんが3人もいらっしゃるので、金銭的な問題に加えて、時間的な苦労もあるでしょう。とても大変な状況ではないかと心が痛みますが、なんとか無事に証拠をつかんで、一歩前へ進めるよう、心より願っています。
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僕が実際につくった「和解契約書」は、以下の記事の後半に写真を掲載しています。この書面で妻の不倫相手と契約を結び、和解金(慰謝料)を支払ったもらいました。
また、子どもがいる妻の「巧妙な不倫のテクニック」を紹介した記事もご案内します。
ご相談はこちらから
僕は約2年4ヶ月の間、妻の不倫問題と戦い、本当に本当に苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、かつての自分と同じように現在苦しんでいる方の参考になればと思い、《匿名質問箱》を用意しました。
僕が答えられることであれば、できる範囲でご回答します。ご相談への回答は、追ってサイト上で行います。
お願いごととして、僕のプライベートなことに関してのご質問はご遠慮くださいませ。