本サイト「妻が不倫しています」は、妻に不倫をされて苦悩した夫が、どうやって乗り越えたのかをお伝えしているサイトです。不倫は「浮気をされた」「裏切られた」のダブルのショックをパートナーに与え、その衝撃は想像を絶するものです。ここでは不倫をされた方の側に寄り添い、解決のヒントや助けになることを、少しでもお伝えできればと願っています。
このカテゴリーは、読者さんより頂いたご質問に答えるコーナーです。
僕自身、法律家や精神科医などの専門家ではありませんが、自分の経験を元に、ひとつの考え方としてお答えしています。的確なアドバイスではないかも知れませんが、第三者の意見により何かの気づきが得られることもありますので、「なるほど。そういう考え方もあるのか〜」と、肩肘張らずに読んでいただけると幸いです。
それでは、今回のご相談と、回答は以下の通りです。
ご相談「不倫を辞めると言った妻の行動がおかしい。深夜帰宅に家事育児放棄」
回答「妻を信頼する気持ちを持ちつつ、離婚覚悟の冷静な思考を持つ」
再構築したいけど、再構築できるのか?
お子さんもいらっしゃるなかで、厳しい状況ですね。そんななか、ご質問いただきありがとうございます。
ご質問の文章が短かったため、具体的な状況は把握できませんが、現時点において質問者さんは2つの心構えを持っておいた方が良いと思います。
2. いざとなれば離婚になるかも知れないという冷静な思考
不倫相手と別れた妻を信じる気持ち
奥様は本当に、不倫相手と別れられているでしょうか?
深夜に帰宅したり、育児を放棄気味にしたり、自分の容姿にはこだわったり。そうした様子から、まだ不倫が続いているような印象を受けました。
疑心暗鬼になりますよね。
ただ、「不倫が続いている」「きっぱりと別れている」のいずれにせよ、相談者さんが今、奥様を厳しく問い詰めても良い結果にはならないと思います。
なぜなら、不倫が続いている場合は完全に隠しますし、不倫が終わっている場合は夫婦間の亀裂が深まってしまう恐れがあるからです。
真実はわかりませんが、ここは奥様の言葉を信じる気持ちを持つのも大切です。
不倫をされた側である質問者さんは、本来詫びてほしいという気持ちがあると思います。しかし不倫をしていた者は、「二人の間を無理やり裂かれた」という気持ちが少なからずあると思うのです。ですので、私は被害者である……と、口には出せないけど思っているということです。
そんな状況から打破するには、時間が必要です。不倫から目を覚ますには、月日が掛かるのです。
そのため、多少のことはグッと堪えて、のろまな亀のようなペースかも知れませんが、一歩一歩進んで行くことを大切にしてください。
いざとなれば離婚になるかも知れない、という冷静な思考
まだ不倫が終わっていないかも知れない。
不倫相手と別れていたとしても、夫婦のやり直しはできないかもしれない。
辛いことですが、相談者さんが望む「再構築」が叶わないことも、視野に入れておく必要があります。そしてその際、課題となるのが「離婚」「親権を取る」「慰謝料請求」「財産分与」などです。
先の「妻を信じる」と真逆の思考なので、共存させるのは難しいですね。でも、やはり冷静に受け止めて、密かに行動してください。
- 妻の不可解な行動を記録する(日時・行動など)
- 夫が育児を日々行なっていることを記録する
- 不倫が継続しているようであれば、不貞の証拠をつかむ
お子さんの年齢はわかりませんが、「育児」いう言葉から察するに未就学児、おそらく1〜3歳あたりでしょうか。親権は不倫とは別問題として争われることになると言われていますが、帰宅が深夜で育児が夫に任せきり状態であれば、相談者さんが親権を取れる可能性が高まってきます。そのため、日ごろ育児にどれくらい関わっているかも記録しておくと良いでしょう。
再構築は望んでもできないこともある
厳しい意見になりますが、不倫をされら側が強く再構築を望んだとしても、思うように行かないことがあります。
奥様が「不倫を辞めた」という現在に至るまでも、相談者さんは相当辛い日々を送ってこられたと思います。まだ続くのか……という暗たんたる気持ちになりそうですが、まだしばらく続きそうに感じます。
ただ、無理をしすぎるのは相談者さんの心身に良くないので、時には息抜きも必要です。息抜きに関しては、下に参考記事のリンクを張っておきますので、よかったら読んでみてください。
どうか相談者さんの心が落ち着く流れが作れるよう、心より願っています。ご自愛ください。
関連記事
息抜き・気を紛らす方法を書いたのは、以下の記事です。
その他、子どもがいる妻の「巧妙な不倫のテクニック」や、不貞の証拠をつかむことのメリットを書いた記事もご紹介します。
ご相談はこちらから
僕は約2年4ヶ月の間、妻の不倫問題と戦い、本当に本当に苦しい経験をしました。辛かったあの日々を振り返り、かつての自分と同じように現在苦しんでいる方の参考になればと思い、《匿名質問箱》を用意しました。
僕が答えられることであれば、できる範囲でご回答します。ご相談への回答は、追ってサイト上で行います。
お願いごととして、僕のプライベートなことに関してのご質問はご遠慮くださいませ。