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仕事は辛いが、幸いにも給料は上がった。目指すのは家庭内別居のプロ?

干渉し合わない生活で、殺伐としていた空気が和らいできた

妻の不倫問題のストレスを、夫である僕は勤めている会社で爆発させてしまった。会議中、上司からのネチネチとした嫌味にキレてしまい左遷されてしまったのだ。

勤め先で降格人事、営業から内勤に

今の会社は、新卒で勤めておよそ10年。これまでは外回りの営業が多かったのだが、内勤の仕事に変わった。

僕がいた会社では、外回りが花形部署ではあったのだが、やってみると内勤も悪くない。

ほぼ定時に終わる。
仕事中は、ほとんど金を使わなくなった。
残業代がつくようになった。

馴れない仕事で毎日はキツかったけど、給料の手取りは2〜3万円増えた。あと仕事中に使うお金も減ったので、その差額は3〜4万円にはなった。カツカツではあったけど、毎月3万円程度は貯金できる。不幸中の幸いだ。

内勤と言っても事務仕事だけではない。カラダを張る重労働も多い。

仕事帰りにスーパー銭湯へ立ち寄り、1時間以上あがれない。湯船、サウナ、水風呂、電気風呂……。酷使したカラダを回復させるのに、銭湯が多いに助かった。

不倫相手を排除し、再構築から約1年

妻との関係は相変わらずだ。

とはいえ、お互い干渉し合わないので、それなりに日々が過ぎて行く。桜子の帰りが遅くなろうが、休日に出掛けようが、特に何も言わない。妻の機嫌が良さそうなときには、「最近仕事どう?」などと声を掛けると、近況を話してくれる。

仲は良くはないが、殺伐としていた不倫中の日々に比べれば、少しづつ氷も溶け始め、関係性が軟化しているようだ。

家庭内別居のプロになりつつあるのかも知れない。(笑)

 

とにかくマイナスのスパイラルから抜け出すため、何事も精一杯尽くそう。そう誓った。

(次回へ続く)→ 春の訪れと、おじいちゃんの死。僕の人生の目標が定まった

自分の実体験を振り返りながら「体験日記」として連載しています。途中のページからアクセス頂いた方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
結婚3年目、妻が原因不明の体調不良。そしてセックスレス。

第5章・やる直せるか?それとも離婚か?(30)
2006年1月

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筆者: マコト(篠原誠)

篠原 誠(しのはら まこと)
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。相手は職場の上司でW不倫。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。    ▶︎ 運営者プロフィール
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