誰も傷つけずに不倫をすることはできません。
不倫を実行・継続するためには、最低でも以下の3つの要素が必要です。
- 時間
- お金
- 嘘
この3つのしわ寄せは、配偶者(妻・夫)や子どもに及びます。
不倫とは、人の不幸の上に己の幸福を築こうとする行為。パートナーを苦しめ、子どもの健やかな成長を奪うのです。
篠田麻里子氏、離婚をしても不倫は意地でも認めない理由
テレビ業界の不祥事やニュースを元テレビマン・さっきー氏が解説するYouTubeチャンネルで、「篠田麻里子が離婚をしても不倫は意地でも認めない理由について井戸端会議」という動画が公開されました。
ここに出てくる、親権・監護権をめぐる話が興味深かったのでご紹介します。
篠田麻里子氏は、LINEのやりとりや夫婦の修羅場の音声などの証拠が流出していたにも関わらず、最後まで不倫を認めずに離婚を発表。「離婚調停で争っており、その後は裁判に移行するのではないか」と言われていた中での突然の報道でした。離婚成立に関しては、双方で合意したとのこと。
一体、何があった!?
経緯や真意のほどはさておき、さっきー氏がYouTubeで語っていた考察は、当事者である篠田麻里子氏・高橋勇太氏だけでなく、子どもがいる夫婦にとって知っておいた方が良さそうな内容でした。
親権と監護権を分けて離婚
未成年の子どもがいる夫婦が離婚するには、どちらが親権を取得するかを決めないと離婚届は受理されません。
先にお伝えした監護権(身上監護権)とは、子どもの身の回りのお世話をしたり、教育したりする権限であり義務です。つまり、「子どもが一人前になるまで一緒に暮らして、子どものお世話をする」ということです。
監護権(身上監護権)は、親権に含まれる権利のひとつなのですが、実はこれを分離することも可能なのです。
分けないのが一般的かと思いますが、協議により親権と監護権を分けることができます。
先の夫婦の場合、元夫の高橋勇太氏が親権、元妻の篠田麻里子氏が監護権を取得したであろうと動画内で解説されていました。
「親権 = 監護権」ではありません。
親権に含まれる権利は他にも財産管理権というものもあり、子どもの財産を管理したり、法的手続きの代理をつとめたりします。具体的には、未成年が携帯電話などを契約する際は親の同意が必要ですよね。このときに、財産管理権を持った者が手続きをすることになります。
【参考】親権とは
以下、ご参考までに法務省のホームページより、親権に関する記述を一部ご紹介します。
「親権」とは、子どもの利益のために、監護・教育を行ったり、子の財産を管理したりする権限であり義務であるといわれています。親権は子どもの利益のために行使することとされています。
父母の婚姻中は父母の双方が親権者とされており、父母が共同して親権を行使することとされています。
父母が離婚をする場合には,父母のうち一方を親権者と定めることとされており、離婚後は、その者が親権を行使することとなります。法務省より引用
親権者は、まずは父母の協議によって定めることとされています。子どもの監護・教育に関する事項(進学,医療等)や、財産に関する事項について、父母のどちらが決定するのが子どもの利益となるのかという観点から、しっかりと話し合うようにしてください。
協議によって定めることができない場合や、協議をすることができない場合には、協議離婚をすることができませんので、家庭裁判所における調停や裁判によって離婚することとなり、親権者も、その手続の中で定められることとなります。
法務省より引用
シタ妻の思考「子どもと一緒に暮らしている、だから正しいのは私」
まず、親権・監護権を分けているかどうかというのは、さっきー氏の推測です。その上で「なぜ篠田麻里子氏は不倫を認めないのか」「なぜ離婚後に子どもと生活をしている様子をアピールしているのか」について考察しています。
篠田麻里子氏は現在ママタレントとて活動中。2021年には「ベストマザー賞」を受賞し、ベビーソープのブランド「yokayo(よかよ)」も始めたばかり。
なので、ママタレとしての活動を続けるためには、子どもと一緒に暮らしているというのが重要。離婚直後も、SNSで子どもと一緒にいることをアピールしていたそうです。
そこで、さっきー氏の考察です。
- 私は離婚後、子どもと一緒に暮らしている
- 世間に親権を持っていると思わせる
- 正しいのは私
- 不倫なんてしていない!
つまり、子どもは正義の象徴。
真意のほどはさておき、知っておきたいのはシタ側がこうした考えを持つ可能性があるということ。
子どもを傷つけない不倫なんて無い!
不倫とは、己の快楽を優先し、パートナーを騙し続け、尊厳を踏みにじる卑劣な違法行為です。
記事冒頭でもお伝えした通り、不倫を実行・継続するためには、最低でも以下の3つの要素が必要です。
- 時間
- お金
- 嘘
子育て中の場合は、その子どもに対しても負担を強い、幸福の機会を奪います。つまり、美しい不倫というのはこの世には存在せず、不倫をしている者の妄想でしかないのです。
シタのお決まりの言葉
- 前向きに生きる
- 悔いのない人生
- 誰も傷つけないように秘密にする
- 子供が大きくなるまでは、離婚しないで責任をはたす
- 私は配偶者の持ち物じゃない
- 常識に縛られた人には理解できない
- 私だけが悪いんじゃない
- 子供も将来きっとわかってくれる
子育てをせずに不倫に励んでいた妻が、親権・監護権を欲しがる理由
子育て中の母親・父親でありながら不倫をするというのは、子どもをないがしろにしているということ。特に乳幼児期は、目を離すと命の危険もありますよね。子どもの生命を犠牲にしてまで、己の性欲を満たそうとしているのです。
不倫をした側(有責配偶者)が、離婚に際して親権や監護権を要求する際は、子どもの幸せを願ってではなく、自己中心的な己の幸せのためである可能性があります。これはすでにわかっていたり、薄々感じていたりする方もいらっしゃると思いますが、さっきー氏のYouTubeを見て改めて思いましたので、ここでお伝えしました。
一方で、不倫をしているのに「娘の入園式です。幸せです!」とInstagramなどにアップし、自己正当化アピールのために、わが子を利用しているゲスなシタもいる……かもしれない。 #入園式 #入学式
人はパッと見ではわかりません。
— マコト@不倫撲滅! (@tsumagafurin) April 7, 2023