浮気された……調査を探偵に依頼したい 浮気された……調査を探偵に依頼したい
「別居したい、実家に帰る」という妻

不倫相手を排除するも、妻から「実家へ戻りたい」と別居の申し出

妻の不倫相手との話し合いを終えた。

男は反省したそぶりを見せ、僕に深々と頭を下げた。

僕は男に慰謝料を請求したり、訴えたりするつもりない。ただ「妻とは別れて、自分の家族を大切にしてほしい」とお願いしたのだ。男は、それに理解を示してくれた。

不倫相手の男に「妻と別れてくれ」と伝え、家路に

桜子の不倫相手、佐伯との話し合いが終わった。

今夜はもう、妻とは話したくない気分だった。
佐伯との話し合いは穏やかに済んだとはいえ、相当な心労だったのだろう。

とにかく、今夜はもう誰とも話したくなかった。

今、僕の気持ちは妙に落ち着いている。

「今日はぐっすり眠れるかもしれないな」

そう思いながら、車を走らせ自宅へと戻った。

 

自宅に着いたのは、深夜0時過ぎ。

妻は起きて待っていた。
どうやら、察したというより、佐伯より連絡があったのだろう。

妻から

別居したい。実家に戻る

と言われた。

 

これから僕は再構築、妻とのやり直しに尽力したいのだ。
その矢先に別居とは。

僕の口が重くなる。
空気も重く張りつめた。

「今、佐伯のところへ行って来た。桜子と別れてくれと伝え、佐伯は了承したよ」

ようやく口を開き、妻にそう言った。

妻はうつむいたまま、小さくうなずいた。

 

「今、俺も桜子も冷静な判断はできないだろう。別居の話は考えるが、すぐに返事はしない」

 

口調を強め、僕はそう伝えた。

「別居したい。実家に戻る」という妻

再構築はうまく行くだろうか。

ここからひとつひとつの選択が、のちの展開に大きく響いて来るだろう。

もし、今ここで「佐伯は浮気を認めたぞ! 桜子も何とか言ってみろ!」なんて過激に振る舞えば、完全なる《覆水盆に返らず》状態になってしまう。妻の口から別居という話が出たといういうことは、結構な程度にまで更地化する必要があると思う。

どうやって進めるべきか。

 

妻に、佐伯と会って話した内容を伝えた。

  • 「桜子と不倫をしていた」と認めたこと。
  • 「桜子と別れて欲しい」と伝えたこと。
  • 「佐伯自身の家族を大切にして欲しい」と伝えたこと。
  • 佐伯が、僕の話をきちんと聞いてくれたこと。

不倫相手との最初の話し合い。
そんな一日を終えた。

明日は良い日が来ると願って。

(次回へ続く)→ ダッチワイフを置いて家を出ろ。不倫相手が妻に別居するよう執拗にメールしていた!

 

自分の実体験を振り返りながら「体験日記」として連載しています。途中のページからアクセス頂いた方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
結婚3年目、妻が原因不明の体調不良。そしてセックスレス。

第3章・不倫相手との話し合い(18)
2005年2月

街角相談所 探偵 コンシェルジュ 浮気相談のプロにインタビューしました 街角相談所 探偵 コンシェルジュ 浮気相談のプロにインタビューしました

筆者: マコト(篠原誠)

篠原 誠(しのはら まこと)
パートナーの不倫に苦しんでいる方のためサイトです。僕はかつて妻の不倫問題と戦い苦しい経験をしました。相手は職場の上司でW不倫。辛かったあの日々を振り返り、自分と同じように現在苦しんでいる方への参考になればと願い、本サイトを立ち上げました。    ▶︎ 運営者プロフィール
探偵に取材!不倫解決の重要点は?【無料診断付き】
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