妻・夫に、不倫をされた経験がある方へお聞きします。
「人間としての情はないのか?」
と、パートナーに対して感じたことはありませんか。
私ごとですが、妻の不倫がはじまった当初、僕は「なぜ夫婦関係が悪くなるのか」と原因がわからず、日々もがき苦しんでいました。妻は、そんな夫に対して、平然と嘘をついて不倫をしていたのです。
つい先日まで、愛を語り合っていた夫婦。
この非道な仕打ちに、同じ人間だとは思えない戦慄が襲いました。あまりにも冷酷すぎる……と。
サイコパスの特徴(チェックリスト)
さて本題ですが、先日、調べ物をしている過程で「サイコパスの特徴」を目にしました。
「これは不倫をしている者とかなり一致しているのでは無いか」と、ふと思ったのです。一見、明るいし、話は魅力的だし、社交的だし、自信家だし。でも内面は……
以下、Wikipedia「精神病質」の項目より引用です。
サイコパシー・チェックリスト (PCL)
- 口達者/表面的な魅力
- 過去におけるサイコパスあるいは類似の診断
- 自己中心性/自己価値の誇大的な感覚
- 退屈しやすさ/欲求不満耐性の低さ
- 病的に嘘をついたり人を騙す
- 狡猾さ/正直さの欠如
- 良心の呵責あるいは罪悪感の欠如
- 情緒の深みや感情の欠如
- 無神経/共感の欠如
- 寄生虫的な生活様式
- 短気/行動のコントロールの欠如
- 乱交的な性関係
- 幼少期からの行動上の問題
- 現実的で長期的な計画の欠如
- 衝動性
- 親として無責任な行動
- 数多くの結婚・離婚歴
- 少年時代の非行
- 保護観察あるいは執行猶予期間の再犯の危険が高い
- 自分の行動に対する責任を受け入れることができない
- 多種類の犯罪行為
- 薬物やアルコールの乱用が反社会的行動の直接の原因ではない
各項目を「0, 1, 2」の3点法で採点し、合計点数が高いほどサイコパスの特質を多く持っていることになります。
重要な補足があります。
つまり、素人がサイコパスを診断・判断しては行けないということです。あくまでもサイコパスの特徴を知るための参考として、上記チェックリストをご覧ください。
不倫・浮気をする人は、サイコパス!?
先のチェックリストから、不倫をする者に当てはまりがちな項目を抜き出し、表現をわかりやすく整理しました。
- 短気
- 口達者
- 無神経
- 衝動性
- 自己中心的
- 感情の欠如
- 正直さの欠如
- 罪悪感の欠如
- 退屈しやすい
- 病的に嘘をつく
- 寄生虫的な生活
- 性関係が乱交的
- 親として行動が無責任
- 現実的で長期的な計画が立てられない
不倫をしている人が全員そうとは言いませんが、僕の経験や聞いた話から、これらの項目はかなり一致しているのではないかと感じたのです。
中野信子さん、サイコパスとは「人の不幸の上に平然と自分の幸せを築くことができる人」のこと
認知神経科学者で「サイコパス」「不倫」「ヒトはいじめをやめられない」の著者である池田信子さんは、サイコパスについてラジオでこんなお話をされていました。
サイコパスというとシリアルキラー(連続殺人犯など)を思い浮かべる人もいると思うが、そうとは言えない。サイコパスを一言でいうと、共感性が無い人。人の不幸の上に平然と自分の幸せを築くことができる人のこと。
サイコパスは、反社会性人格障害のひとつ。今ある社会の閉塞感を打破してくれそうな感じがする人でもある。サイコパシーが高そうな人物(故人)としては、織田信長、毛沢東など。
一見魅力的で仕事ができそうな感じがするし、「この人素敵だな」と周りに魅力を振りまくのが得意。
また、みんなの努力の上にタダ乗りするフリーライダーも多い。周りには努力しろというのに、自分はのうのうと楽をして、搾取する。こういう人もサイコパスと言っていいかもしれない。
一般的には、離婚と再婚を繰り返す人も多い。魅力的なので異性を惹きつけるチカラを持っているが、長続きしない。
サイコパスは、「遺伝」(生まれつき)と「後天的」(幼児体験など)の両方の意見があり、原因は断定されていない。
不倫をする人のことを、この考えに当てはめると、「他の人を好きになったんだからしょうがない。あなたが辛かろうが苦しかろうが、私自身の幸せが大切」という思考になってしまうと言えるでしょう。
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サイコパスを敵に回すと怖い
当然、不倫相手がサイコパスである可能性もあります。
相手が言葉巧みに妻・夫に近づき、自分の思う通りに丸め込む。それはサイコパスが得意とする行動です。
もし、不倫相手がサイコパスである場合、どうなるのでしょうか。
これに関して、中野信子先生はこうおっしゃっていました。
サイコパスは人の痛みを感じることがほとんどできないので、過剰な攻撃・反撃をされる能性があるのです。織田信長もそうですよね。革新的な考えや行動で人を惹きつけますが、敵に回ると徹底的に潰されてしまいます。
映画でも、1980年代の作品ですが「危険な情事」の不倫相手アレックスは、恐ろしい女性に豹変しましつた。彼女はおそらくサイコパスだったのでしょうね。
不倫相手がサイコパスの場合は、慎重な対処を
もし、不倫相手がサイコパス、またはサイコパスであると思われる場合、冷静な対処をする方が良いでしょう。まともな話し合いはできませんし、ターゲットにされると執拗な攻撃を受ける危険性があるからです。
具体的には、以下の3つ。
- 感情論は避ける
- 言い逃れできない証拠を突きつけ、事実だけで交渉する
- 代理人を立てる
僕は、不倫相手の男(既婚者・W不倫)と直接対決をしてしまいましたが、その後の交渉はすべて行政書士に依頼しました。和解交渉、慰謝料請求など、僕は一度も電話連絡をしたり、会ったりすることなく、ことを進めたのです。
今思えば、奴はサイコパスだったと思います。
「毎日憎悪をぶつけ続けろ。俺はいつでも桜子の味方」
「まず両親が味方になってくれるよう、うまく話してね。浮気だけど真面目なことを分かってもらえるようにね」
などと妻にメールをし、洗脳して操ろうとしていたのです。
一言でいうと「ヤバい奴」。そんな相手でしたので、後半は行政書士に交渉を代理してもらったからこそ、上手くことが進められたのだと思います。僕の不倫サレ側の顛末を知りたい方は、本サイトの「不倫克服記」をご覧ください。
とにかく「不倫をして非情な人は、サイコパスの疑いがある」という、僕の考えを今回はお伝えしました。