「あの芸能人、また覚せい剤で逮捕だって。なぜやめられないの……。これって不倫とおなじなのでは?」
歌手で作詞家・作曲家の槇原敬之が、覚せい剤で逮捕されたというニュースが世間を賑わせている裏で、不倫をされた側の方達がツイッターで上記のような投稿をしていました。
覚せい剤の中毒性は恐ろしいです。本人はやめる決意を強く持ち、中毒を克服し、社会復帰をしようと、数年〜数十年も努力を続けているのに、また同じことを繰り返してしまうからです。
このニュースを目の当たりにし、「覚せい剤の強烈な中毒性は、不倫と一緒じゃ無いの?」と、サレ妻・サレ夫さん達の間でざわめき立っていたのです。
この想いは僕も同感! 不倫をする者、略奪愛をする者が、同じことを繰り返しているのを目の当たりしたことが何度もあります。
そんな折、ふと、この週刊誌の記事を思い出しました。
不倫は、覚せい剤と一緒。自分ではやめられないから、妻が戦うしかないんです
これは2016年に発売された週刊誌、「週刊女性」の記事です。「不倫は覚せい剤(麻薬)と同じである」と、まさにズバリの内容が記事になっています。
ここでは、この週刊女性の記事を参考に、なぜ「不倫は麻薬と同じなのか」について解説していきます。
週刊女性の誌面は、渋谷にある総合探偵社ガルエージェンシーさんの入り口付近に掲示されていました。
3種の幸せ「子ども、マイホーム、ミニバン」に続く、旦那の浮気
そもそも前提として、なぜ不倫が始まるのでしょうか?
週刊女性の本記事は、不倫・離婚カウンセラー「Heart Space 相談室」の永松太介さん・米山恵美さんへのインタビューで構成されています。これまで1万件を超える相談を受けてきたプロによるリアルな夫婦関係の解説、という訳です。
まずは、不倫が始まる経緯について。
「男が不倫に走るのは、家を買ったとき、昇進したとき、子どもができたとき。という、おめでたいことがあったときなんです。自分に自信がないときに、男は動きません。そこを勘違いされる女性が多い。“あのとき寂しい思いをさせたから” じゃないことも伝えていきます」
週刊女性より引用
夫に不倫をされたとき、妻は「私があのとき、寂しい思いをさせたからなのでは……」と自分を責めがちです。しかしそうではなく、実は、男性は「おめでたいことがあったとき」に不倫を始めやすいと言うことです。
マイホームを手に入れたとき、わが子を授かったとき……。なぜ、そんな時に浮気をしたくなるの!? と、男性の僕でもいまいち理解できませんが、Heart Space 相談室では、実績を踏まえてそうした現状が見えてきたのでしょう。
また、三種の神器ならぬ「3つの幸せアイテム」というのもあるそうで、子ども、マイホーム、ミニバンを手に入れた延長線上に「不倫」が待っている、とのこと。
とにかく、家庭が好調なときに「自ら家族崩壊への道を選択している」と言えます。
一体なぜ!?
浮気発覚! 証拠をとっても安心してはいけない
夫・妻の不倫が発覚し、再構築(夫婦のやり直し)を目指す場合、まずは「不倫関係を確実に終わらせないといけない」と、僕はこのサイトで度々お伝えしています。
つまり、「不倫関係を終わらせる」「二度と会わない」など一筆書かせ、その上で慰謝料を支払わせるなどし、けじめをつけるということです。
そうしないと再燃の恐れがあり、未来志向型の再構築へ歩み出せないからです。
週刊女性にも、これと同様のことが書かれていました。
「謝罪はしてくれたが、そっぽを向いている感じすると相談に来られ方には、旦那は、まだ不倫相手と絶対に繋がっているから、もう1度調べたほうがいいと伝えます。でも、なかなか素直には聞いていただけないですね」
週刊女性より引用
週刊女性より引用
「まだ不倫の影がある」のにそこで手をゆるめたり、「謝ったから」といって安易に信じてしまったりしてはいけない、ということです。
それは、なぜか?
夫婦双方にとって不幸な結果になる恐れ、があるからです。
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再構築とは
不倫脳の恐怖! 不倫をやめられずに自死
「不倫をしていると “不倫脳” といって、だんだん感覚がおかしくなっていくんです。これは、また別の例ですが、子どもの友達のお母さんのように、決して関係をもってはいけない女性たちと深い仲になっていることが発覚し、妻と娘から責められた父親が首を吊って自殺未遂を起こしたこともありました」
週刊女性より引用
不倫にはお金が必要です。
シタ側が、借金を苦に、自殺をしてしまう方もいるそうです。
また、同じくシタ側が、状況に耐えられずに自死を選ぶことも。
不倫終了を曖昧にせず、夫婦で向き合ってしっかりと終わらせていれば、違った結果になっていたかもしれません。
週刊女性より引用
子どもに不倫を知られてしまい、それに腹を立てた子どもが親をあやめた……いうケースもあるそうです。
子どもにとって、親の不倫は大ダメージとなります。何年たっても、何十年たっても、親を憎む気持ちは消えないのです。
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親の不倫は子へのネグレクト。母親の浮気が、何十年経っても許せない!
不倫は麻薬、自分ではやめられない
不倫の対策としては、このように書かれています。
週刊女性より引用
これこそ麻薬と同じ。《始まり(不倫再開)を阻止することが肝心》ということです。
週刊女性より引用
不倫発覚後、離婚をせずに夫婦のやり直しを目指す場合は、「携帯電話・スマートフォンは、見た方が良い」としています。
これも覚せい剤など麻薬と一緒。《自力ではやめられない》からです。
以上が、週刊女性に書かれた記事の紹介です。
本記事は、週刊女性 2016年7/26号に掲載されています。デジタル版はバックナンバーで読むことができるので、全文をご覧頂きたい方は、こちらよりご購入ください(雑誌のオンライン書店 Fujisan.co.jp)
この内容は、不倫をした側・された側全員に当てはまることではありませんが、「不倫関係をやめるのは非常に難しい」「不倫の癖はなかなか抜けない」ということは、頭の片隅にでも置いておくといいでしょう。
不倫が互いの家族壊す 不倫が未来を闇にする
最後にもうひとつ。
一度きりだと思っていたのにやめられなくなる。己の性欲のために家族や周囲の人の不幸をいとわなくなる。自力ではやめられなくなる……。不倫は、まさに麻薬のような害をもたらす。
レゲエアーティストのNanja Man(ナンジャマン)さんが歌う、麻薬に溺れる友人を憂う「YA ME TO KI(やめとき)という曲ががあり、その歌詞を不倫に変えるとまさにピタリとはまりました。
前編と後編に分けてInstagramにアップしたので、ぜひ聞いてみてください。
この投稿をInstagramで見る
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ほんまやめとき そんなくだらないもので時間をつぶすのは
ほんまやめとき 自分の体に自分で毒を打ち込むのは
不倫がおまえをダメにする
不倫が心を食いつぶす
不倫が互いの家族壊す
不倫が未来を闇にする
強い奴は家族を守る
だけど弱い奴は不倫にのめり込む
のめり込みだすと金かかる
金がなくなりや自分の妻だます
だまされた妻は怒り出す
みんな離れて一人になってまう
一人になったら寂しなる
寂しくなればなおさらそれはまる
週刊誌 ワイドショーから届くニュースを見てみろよ
不倫脳でいってる奴らが身勝手に人殺すよ
抜ければ一瞬 気分スッキリ 体は元気 調子バッチリ
だけどそんなの騙しているだけなんだよ
自分の脳みそを
手遅れになる前にきれいさっぱり 手を出すのをやめろ
俺は冗談やふざけた気持ちで言ってないよこれを
不倫とは、己の快楽を優先し、パートナーを騙し続け、尊厳を踏みにじる卑劣な違法行為です。