読売ジャイアンツが公式サイトで、鈴木尚広・一軍外野守備走塁コーチの退団を公表しました。
リーグ優勝に沸き、3日後に「日本シリーズ」の開幕が迫る最中での発表ですので、ファンや関係者のあいだで衝撃が起きています。
鈴木尚広一軍外野守備走塁コーチから、球団に対して「一身上の都合」を理由に退団の申し入れがあったため、球団として了承し、16日付で退団します。
一身上の都合で退団
鈴木尚広さんは、現在41歳。
高校卒業後、巨人に入団しジャイアンツ一筋の半生を歩んで来られた方です。2016年に現役を引退し、2019年よりコーチを務めています。現役時代は、代走での通算「盗塁」数の日本記録を有し「代走のスペシャリスト」と称されました。
そんな優秀な方がなぜ、「一身上の都合」を理由に突然の退団!?
実は、その陰にはDVやW不倫が潜んでいる……と、報道されているのです。
週刊新潮がスキャンダルをすっぱ抜き「鈴木尚広コーチ巨人退団の真相」
読売ジャイアンツ・公式サイトでの公表と同日、週刊新潮のウェブメディア「デイリー新潮」で、鈴木尚広コーチのスキャンダルをすっぱ抜きました。
記事のポイントは、以下のとおり。
- 「夜な夜な遊び歩いていた」
「妻を怒鳴る・手を上げることもあった」
など、知人が証言 - 不倫相手の女性は既婚者
夫は医師、子どもはふたり - タキシードとウェディングドレス姿の写真も発覚
重婚の可能性も!?
鈴木尚広さん本人は、新潮の電話取材に答えず、後日、弁護士を通して「不倫関係にあったことはございません」と返答があったとのこと。
真実はまだはっきりしませんが、長年巨人軍を支えてきた方がDV・W不倫が原因での退団であるならば、チームやファンにとっても、とても悲しいことだと言えるでしょう。
なぜ、このようなことになったのか? 過去のニュースを振り返ってみます。
2003年のクリスマスイブ、4年の付き合いを経て入籍
- 2003年 ご結婚
- 2004年 ご長男誕生
4年間の付き合いから結婚し、翌年にはご長男が誕生しました。しかし、夫婦間における育児トラブルが起きてたようです。
(中略)
夫婦関係について相談を受けていたA子さんの友人はこう明かす。
「息子さんが生まれて間もなく、鈴木さんは“泣き声がうるさい”といって家に帰らなくなった。A子が詰問すると“由伸さんも帰ってないからオレも帰らない”と訳のわからない言い訳を繰り返したそうです」
2010年、ベスト・ファーザー イエローリボン賞
- 2010年 ベストファーザー・イエローリボン賞 受賞
鈴木尚広さんは、2010年に「ベストファーザー・イエローリボン賞 プロ野球部門」を受賞しています。お子さんが生まれて6年後のことです。
ベスト・ファーザー イエローリボン賞とは、「素敵なお父さん」とされた著名人に贈られる賞。1982年から続く賞で、近年では、俳優の佐藤二朗さん、ロックシンガーのダイアモンド✡ユカイさん、書道家の武田双雲さんらが受賞しています。
2014年、夫婦喧嘩が警察沙汰に、別居・被害届に
- 2013年 離婚協議が始まる
- 2014年 夫婦喧嘩で警察沙汰に
- 同年 鈴木尚広さんが家を出て別居状態に
- 同年 妻が暴力事件として警察に被害届を提出
- 2015年 離婚調停
先のNEWSポストセブンが報じた記事によると、夫婦間の溝が深まり、2013年から離婚協議が始まったそうです。別居にいたり、離婚調停を行うも、慰謝料・財産分与で折り合いがつかず泥沼化しているとのこと。
「鈴木さんは警察官に取るに足らない夫婦喧嘩だと説明したそうです。A子は警察に事情を説明しましたが、大事にしたくないという思いもあって、このときは被害届を出さなかった。そして2014年10月、鈴木さんが家を出る形で別居状態となったが、生活費を巡っても揉めるようになったこともあって、A子は暴力事件として被害届を提出したんです」
そうした事態が続く中で協議は難航し、2015年3月からは裁判所を介した離婚調停に入っているが、「現在も慰謝料と財産分与について主張の隔たりが大きく、なかなか成立しないようです」。
2019年、巨人退団の理由はW不倫発覚!?
そして話は戻って、冒頭で紹介したデイリー新潮のすっぱ抜き記事へ。
鈴木尚広さんのプライベートに関しては、これまで夫婦不仲について報じられきました。しかし今回、不倫疑惑が大々的に報じられたのです。
ただ、不倫疑惑とはいえ、鈴木尚広さんの奥さんは夫の不倫を知っているようで、新潮は妻の取材コメントも掲載しています。
今回、週刊新潮編集部は、鈴木と野原さんの複数枚に及ぶ写真を入手した。そのなかには、黒のタキシードに身を包んだ鈴木が、ウエディングドレス姿の野原さんと寄り添う一枚も。不倫でウエディング写真といえば、かの中川俊直・元政務官もそうだった。「重婚」騒動ふたたび、か――。
野原さんの存在は、鈴木の妻もすでに知っているという。妻に重婚写真を見せると、“気持ち悪い”と一言。
「結婚式の真似事までやってたんですか。まだ私たち離婚もしてないのに、何やってるんですかね」
デイリー新潮の報道を見ると、不倫が突然の退団の原因かな?と読み取れるのですが、このあたりは明言されていません。
これは僕の憶測ですが、不倫相手の女性アナウンサー、もしくは夫の医師が、力を持っている大物かもしれません。
なぜなら、夫婦不仲・別居が長年続いているのなら、不倫をしている可能性は読売ジャイアンツ関係者は推測できたでしょう。もし、不倫が決定的な退団原因であるならば、相当な人物が不倫相手だったと言えるのではないでしょうか。
別居後の不倫は不貞行為に当たらない?
ところで、夫婦関係が破綻し、別居状態である場合でも、不倫は不貞行為になるのでしょうか?
これに関しては、実は違法ではない可能性が高いです。
過去の判例を紹介します。
破たん状態での不倫は損害賠償請求に当たらない、ということです。
夫婦不仲・離婚騒動は十人十色と言われますが、かなり複雑な事態に陥っているようです。出口は一体どこにあるのでしょうか。