その理由は主に2つ。
1つは、不倫は違法行為だからです。
夫婦は、一方が不倫をした時点で、加害者と被害者の関係になります。
ただし、残念ながら不倫は民事事件。警察には動いてもらえません。被害者自らが損賠賠償(慰謝料)請求をしたり、裁判所へ訴える必要があります。
不倫は法律上、不貞行為と言います。不貞行為とは配偶者以外と性交渉をすること。
違法行為だからこそ、知識があれば有利に対処することができるのです。
2つ目は、不倫をする者は「テンプレか!」と思えるほど、おなじような発言をしたり行動をとったりすることを知っておいて欲しいからです。たとえば以下のような言葉。
「一度きりの自分の人生だから」
「私は配偶者の持ち物じゃない」
「悔いのない人生」
「何が悪いの?ただ幸せになりたいだけなのに」
「不倫したのは、妻(夫)に問題があったから」
*記事「不倫からの帰還。妻・夫の浮気に悩む方のための掲示板サイト」より
「うちの妻・夫に限って……」
そう思われるかもしれませんが、十中八九、不倫をするものは常人では考えれないような行動を取ったり、思考をしたりするのです。通称『脳内お花畑』とも言われています。
そこで、妻の不倫問題を経験し、妻と間男相手に戦い抜いた僕は、「とにかく不倫関連本は読みまくるべし!」だと考えています。
Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」は、月額980円で対象の本が読み放題です。安い! まずはこれに加入し、関連書籍を読みまくるのをおすすめします。
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僕自身が実際に読んで、「これは不倫をされた方にとってぜひ読んで欲しい」という本を厳選しました。ラインナップは随時更新しています。
最終更新日:2022年7月24日
夫が娘の名前で不倫していました
1巻読み切りのマンガです。Satsuki(さつき)さんという女性が、実体験をInstagramに投稿していたところ、出版社のKADOKAWAから声が掛かり漫画化されたというものです。
ギョッとするタイトルですが、娘さんのお名前でオンラインゲームに登録し、そこで出会った女性と不倫に至ってしまったというのが元々の経緯です。後から付けた訳ではないものの、不倫中の会話に娘の名前がバンバン出てくるというのはおぞましさしかありません。
本書のポイントは、サレ妻(サレ夫)になったとき、どのような問題が起き、またそれをどのように解決・克服すれば良いのかを追体験できます。体験をもとにした内容なので、著者であるSatsukiさんの一例ではあるのですが、知っておきたい要素がギュッと詰まっているので有益です。
- 相手女性は既婚者だと知っているのかどうか
- ボイスレコーダーの選び方
- 探偵の活用法
- 子どもの親権
- 夫の親(義母)との関わり方
- ローン支払い中のマンション売却方法
……など。
30分〜1時間程度でサクッと読めるのでぜひ。
■レビュー記事
マンガ「夫が娘の名前で不倫していました」 サレ妻克服のリアルな体験談
不倫の教科書 既婚男女の危機管理術
著者は弁護士の長谷川裕雅氏。不倫をしている者(シタ)のための本です。
それでも不倫を続けたい人のための「危機管理術」と、説明書きされています。どうしても不倫を続けたい、既婚者に向けての不倫ノウハウ本。
- 記録は残さない(LINEやメールは即削除、写真・動画は撮らない、酔ったときはLINEの誤爆リスクあり、など)
- 生活スタイルを変えない(配偶者は日頃の何気ない変化で不倫に気づく。服装や髪柄を変えない。不倫相手との会話で知った知識・情報は家庭内で話さない、など)
- 配偶者を大切にする(妻・夫と性交渉をする、子どもがいても夫婦デートをする、など)
- 不倫相手も大切にする(不倫相手は弱い立場。捨てられると思わせない、期待を持たせない、相手のプライドを傷つけない、など)
- 避妊は絶対にする(中絶後、女性側の気持ちが変わって口外するケースがある)
- もめない「終わらせ方」を習得する(別れる際、「遊ばれた」と思われないよう、一時は本気で愛し合った良い思い出にしてもらう。憎まれず、粋な別れに)
不倫をされた側(サレ)にとっては気分の悪い内容ではあるのですが、中国古典の兵法書『孫子』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という有名な言葉があるように、敵の生態をよく知れば勝機がつかめるというものです。
「不倫をする奴らのための本なんて読まねえよ!」
そう思われるかと思いますが、著者が弁護士ですので、法律からみた不倫のリスクを知ることもできます。つまりそれはサレた側にとっての戦うヒントにもなる、ということです。ぜひご一読ください。
毒親サバイバル
「毒親サバイバル」
アルコール依存症の父親に育てられた著者・菊池真理子さんのコミック本。ご自身の経験に加え、毒親から生還した10人を取材した毒親に育てられた子どもの11のエピソードです。
不倫解決に直接役立つ本では無いのですが、「己の身勝手な考え実現させるために、わが子を踏み台にして幸せを求めようとする姿」は、シタと似ているな……と感じます。
つまり、「結局、大事なのは自分だけ」という思考。
親が一番大切に見ているのはわが子ではなく、宗教だったり、お酒だったり、自分自身のコンプレックスだったり。私ごとになりますが、僕の妻のW不倫が発覚したあと、妻がもっとも心配したのは「旦那が彼氏に慰謝料請求をするのかどうか」でした。一番大切に見ているは間男だったわけです。
本書最後には、親の加害性について書かれたアダルトチルドレンの項目もあります。
本書のおすすめ度は50点と低めですが、これは不倫をされている方にとっての点数です。本書が持つ社会的意義はもっと大きなものでしょう。
我慢を続ける?それとも離婚?もう夫婦やめたいなと思った時に読む本
Kidle版のみで発売されているコンパクトな本です。30分ほどで読み切れます。
著者の梶ヶ谷ようめいさんは、幼い2人の子どもを残し、家を出てる形で離婚に向けて行動を起こしました。別居からの離婚です。特に不倫問題があった訳ではなく、仕事や家庭の問題から鬱を発症し、夫婦の問題として離婚に至ります。
本書は、離婚をする際、両親や友人など周りの声が気になる方にとって、ヒントや勇気が得られるでしょう。
離婚した人の人生を何も知らない。
その生活の中でその人が、子どもが、パートナーが、周囲の人が……どんな状態であったかをこれっぽっちも知りはしないんですよね。
他人の声はただその人の中の「離婚」にあるイメージに対しての正しさを言っているだけであって、それがすべての人の総意ではないし、だからこそその意見を参考にすることはあっても、全面的に採用する必要はないと思います。
本書より引用
親としての自覚がないから離婚したわけでもない。
我慢が足りないから離婚したわけでもない。
罪悪感をあおってくる人は、それが両親であってもしばらく距離を置くようにしよう。
本書より引用
どんどん新しい本を追加して行きます!
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