不倫が始まる状況は、人それぞれです。
- 新婚なのに浮気
- 同窓会で出会った元カノ・元カレと再燃
- 職場で上司に口説かれて、つい……
不倫は、悪意を持って夫婦関係を壊す行為。どんな状況であっても許されるものではありません。他人と性交渉をする「不貞行為」は、法律(民法)にも定められている違法行為です。
そんな不倫において、最も卑劣極まりない状況というのが、子育て中の不倫です。
【夫の不倫】子どもがいる場合、女性の大半は不安になって離婚できない
先日行った取材、「街角相談所 探偵」の中の人へインタビューで、こんな話を聞きました。
本サイト「妻が不倫しています」の読者さんは、妻・夫に不倫されている方が多いと思うのですが、あなたならどうしますか? パートナーの浮気が確定し、確実な証拠も得た、そのあとです。
慰謝料を請求して、
離婚するのか? 再構築に賭けるのか?
いずれにせよ、「不貞行為の証拠を得た」ということは、ある程度の主導権は不倫サレた側にまわってくるはずです。たとえ裁判になったとしても、相手の非を証明できるわけですから。
でも、子育て中の女性は、「離婚したくない」と身動きが取れず、不安が解消されないのです。
夫に裏切られたのに、妻は離婚という選択肢が選べない。 「自分に決定権が無い」と状況に追い込まれるのは、精神的にとても辛いことです。
そういう意味でも、子育中の夫の不倫は特に卑劣極まりない! と、僕は強く認識させられたのです。
夫はきっと、そうした妻の弱みをわかっているはずです。「妻子に捨てられ、その上、慰謝料・養育費を払わないといけない」と思っているなら、不倫はしないはずですから。
探偵調査で証拠を得たあと、離婚する人の割合は?
▲街角相談所 探偵 (machikado-tantei.com) より
では実際、どれくらいの方が、離婚を踏みとどまっているのか?
離婚する・しないについてのデータは、「街角相談所 探偵」の公式サイトに掲載されていました。
- 【離婚しない】73%
- 【離婚をする】27%
なんと、7割以上の方が、離婚をしないを選択しているのです。
ちなみに妻に不倫をされた男性の離婚率は、半々だそうです。
ということは、女性の大半は離婚をしない、もしくは離婚を選べない状況になっている、と言えます。
子どものために、離婚しない方が良いのか?
夫が不倫をされ、証拠も得たのに、なぜ不安から離婚できないのか? これには、大きく2つの理由があると思います。
- 【1】経済的な不安
- 【2】子供への影響
ここからは、僕個人の想いを書きます。いち意見として、「ふーん、そんな考えもあるのか」と、読んでもらえたらと思います。
僕は、不倫をする人間は、
一時は反省する態度を見せても、いずれまた浮気心が湧いてきて同じことを繰り返す、と考えています。
なぜなら、「不倫をする者は、己の快楽のために、身近な人を踏み台にすることに躊躇がない性格だ」と思えるからです。別の記事に書きましたが、不倫者とサイコパスの特徴が非常に似ていると、僕は感じています。
サイコパスとは、人の不幸の上に平然と自分の幸せを築くことができる人のこと。
身体が勝手に動いて、不倫をしますか?
自らが悪意を持って、夫婦関係を、家族を、壊す行為が不倫なのです。パートナーが苦しんでいても、子どもが悲しんでいても、嘘をつき続け、不倫をやめません。
また、子どもがいる家庭の場合、育児・子育てを放置するネグレクトに該当する場合もあるでしょう。幼少期に受けた心の傷は、何十年経っても消えず、一生背負うこともあるそうです。
離婚を踏み切るのに、経済的な不安があるのは、もちろんそうでしょう。また、「父親不在の家庭では子どもが可哀想なのではないか?」など、不安になるのも、優しいあなたなら当然の心情です。
でも、「この人と絶対にやり直したい!」という積極的な理由ならいざ知らず、「別れられない……」という消極的な理由で離婚しないのは、本当にそれで良いのかな? と、僕は思います。
いまはすぐに離婚を決断できないかもしれませんが、不倫には時効があります。知ったときから3年間です。
3年の間に、
- 家庭内の財産・借金を把握し、
- 慰謝料請求の準備をし、
- あなた自身も経済的な力をつけ、
- 気持ちのリフレッシュを心がけ、
- 子どもを毎日愛し
「不安で別れられない」から、「離婚しても大丈夫なように準備しよう!」と、積極的な心持ちに変われるよう頑張ってみてください。
自分自身で人生の選択肢を選べるよう、不安をひとつひとつ解決して行くことが、あなたとお子さんの幸せにつながってくる、と僕は思っています。
その結果、再構築、つまりやり直しの道を選ぶのも良いでしょう。自分の積極的な意志で、人生を選択できるようにすることが大切なのです。
そして最後に、どうかご自愛も忘れずに。
不倫をしている人へ。もし読んでいるのなら、お伝えしたいことがあります
ここまでの内容を、不倫をシタ側読んでいるとは考えづらいのですが、もし読んでくれていたのならお伝えしたいことがあります。
それは謝罪方法です。
https://twitter.com/tsumagafurin/status/1188743213365915649
本当にありがちなのですが、「君が大事だ」「一番好きなのは君だ」は、1ミリも謝罪になっていません。
これこそ、自分本位。
己のことしか考えられていない現れです。
このツイートに対して、「では、具体的な方策をご教示願えますか?」というリプライがつきました。僕の投稿にイラッとしたのかもしれません。
僕は、こう返しました。
具体的には、謝り倒すしかありません。
不倫をサレた側は、シタ側が想像する何倍も苦しみを味わう場合が多いです。簡潔にいうと「瀕死状態」に陥っています。
そのため婚姻関係を悪意を持って壊した。「悪いことをした」と自覚が必要なのです。https://t.co/oaI98CIVDH
— マコト@不倫撲滅! (@tsumagafurin) October 28, 2019
とにかく、とことん誤り倒してください。
「いつまで謝れば、気が済むんだよ」
と思うかもしれませんが、いつまでもです。
不倫をされるというのは、それだけ傷ついているのです。当時の恐怖や不安が、何年経ってもフラッシュバック(フラバ)として蘇ってくることもあります。
あなたは、それだけ酷いことをしたのです。
その自覚を持って妻・夫と向き合うことができれば、夫婦関係は徐々に修復できるかもしれません。
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妻・夫に不倫をされて苦しんでいる方にとっては、きっと現状打破のヒントが得られるはず。自力で尾行・張り込みをする際の注意点、不貞行為の証拠を得たあとの行動、慰謝料をより高くとる方法などをお伝えしています。
ぜひ、ご一度を。