警察署内で不倫が蔓延していると、ニュースで報じられました。
単なる不倫騒動ではありません。警察官同士が、まるで家畜が入り乱れるように不倫をしていたのです。
3股!? ひとりの独身女性(巡査)が、3人の既婚男性(巡査長)と不倫
不適切な異性交遊があったのは、高知県警本部と県内の警察署に勤務する20代から30代の既婚の男性巡査長3人と、20代の未婚の女性巡査1人。
男性巡査長3人は2017年12月から今年6月にかけて、それぞれ個別に女性巡査と交際し、不倫関係にあったという。
高知県で女性1人を含む計4人の警察官に処分 不適切な異性交遊(livedoor NEWS より引用)
つまり、こういうことです。
ひとりの独身の女性巡査が……
- 20代・独身の女性巡査
3人の既婚の男性巡査長と不倫をしていたのです。
- 20〜30代・既婚の男性巡査
- 20〜30代・既婚の男性巡査
- 20〜30代・既婚の男性巡査
男性・女性どちらがアプローチしただとか、それぞれの交際機関がかぶっていたのかなどは、ニュース記事からはわかりません。
ただ、ひとりの独身巡査が、1年7ヶ月のあいだに3人の既婚巡査長と付き合っていたのです。
巡査とは
ちみみに、巡査とは一般に警察官のことです。
巡査長(巡査部長)になるには、昇進試験を受けて合格するか、署長の推薦は必要になります。
巡査・巡査長への懲戒処分は、注意のみ
実は、そのうちのひと組は、以前にも不倫がバレて、注意を受けていたそうです。それにも関わらず、不倫とのこと。
同ニュースでは、4名の処分についても報じていました。
4人は「二度としない。信頼を取り戻せるよう仕事で頑張る」と話しているという。
県警は、「職務倫理教養を徹底し再発防止に努める」としている。
……えっ、小学生ですか?
不倫当事者は「もうしません。仕事をがんばる」と。
また、県警も「再犯防止に努める」と注意のみに留め、免職・停職・減給・戒告などの処分はありませんでした。
警察官とは
そもそも、警察、警察官とは一体なんなのか? 言うまでもありませんが、法のもとに社会や人を守る立場の方ですよね。
不倫(不貞行為)などに関しては、民法に関わることとはいえ、ここまでひどく法を破るというのはいかがなものでしょうか。
警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
不倫に関する法律
既婚者が不倫をすることは、民法で禁じられています。裁判においても、損害賠償請求(慰謝料請求)が認められたり、離婚の事由になったりします。
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
1)夫婦の一方は、以下の場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
- 配偶者に不貞な行為があったとき。
- 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
- 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
- その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
2)裁判所は、前項第1号から第4号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。