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不倫で家を放火している

不倫相手と結婚するため、自宅を放火し、妻と4歳の娘を殺害。罪無期懲役の判決

不倫の末、自宅を放火し、自分の妻・娘を殺害したとし逮捕されていた山野輝之やまのてるゆき被告が、無期懲役の判決を受けたと、報道されました。

担当した裁判官は、「自宅に放火して妻子を殺害しようと企てた被告が、殺意を持って火を放ち、妻子を死亡させた」と認定し、不倫相手との再婚のために妻子を殺害した犯行動機を「身勝手で強い非難に価する」と指摘しました。

「不倫は人生を狂わせる」とよく言われますが、自分の妻子を殺害してまで不倫関係を貫こうとしたのは稀ではないでしょうか。発覚していないだけで、他にもあるのかもしれませんが……。

ちなみに、この事件は発生からおよそ11年も経過してからの一審判決で、ここまで非常に長い年月を要しました。今回は、そんな凄惨な事件を、時系列にまとめてお届けします。

不倫する者・される者、双方にとって「不倫は決して安易に考えてはいけない」と、再認識させられるでしょう。

お亡くなりになりました、妻(当時33歳)と娘さん(当時4歳)には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

【2008年8月】夫から妻に、離婚調停を申し立て

事件が起こる前、山野輝之被告は妻に対して離婚調停の申し立てをしました。「妻と離婚をしたかった」という訳です。しかし、調停は不調に終わります。

産経ニュースより引用(2013年8月9日)

山野容疑者は08年8月、離婚調停を申し立てたが同11月に取り下げられていた。

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【2008年12月・火災発生】「お母さんが中にいる」、必死で叫ぶ長男

離婚調停が不調に終わった翌月、埼玉県志木市中宗岡にあった自宅が火事になりました。2018年12月3日早朝、火災が発生し、焼け跡からは2人の遺体が発見されたのです。

産経ニュースより引用(2008年12月3日)

「お母さんが中にいる」-。埼玉県志木市中宗岡で3日早朝にあった火事では、焼け跡から2人の遺体が見つかった。屋内に立ち込める煙にいち早く気付き脱出した長男(12)が、炎の上がる自宅を前に叫んでいる姿が目撃されており、火災の恐ろしさを物語っていた。

 火災があったのは、会社員、荒木輝之さん(34)宅。出火当時、家には妻の奈穂子さん(33)と長男、次女の真弥(まこみ)ちゃん(4)の3人がいた。荒木さんは出勤後で留守だった。奈穂子さんと真弥ちゃんの行方が分からなくなっており、朝霞署は遺体の身元確認を急いでいる。

朝霞署や消防などによると、2人の遺体は3階の寝室にあった。難を逃れた長男は出火当時、2階の自室におり、「寝ていたら煙に気付いて、窓から逃げた」と話しているという。

長男は逃げ出した後、隣の駐車場の屋根に乗って、「お母さんが中にいる」と呆然(ぼうぜん)とした様子で叫んでいる姿を目撃されている。

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その後、亡くなったのは妻と娘であることがわかりました。

また、火災から逃げることができた長男は、当時12歳(中学1年生)だったとのことです。

 

【2013年8月・父親逮捕】母娘死亡の火事で、元夫・山野輝之容疑者を逮捕

火災から、およそ5年の時を経て、元夫の山野輝之容疑者が放火と殺人の疑いで逮捕されました。また逮捕時、夫の苗字は、荒木から山野に変わっています。

NHK NEWS WEBより引用(2013年8月9日)

山野容疑者は、夫婦と子どもの合わせて4人で暮らしていて、出火当時、3階で寝ていた奈穂子さんと真弥ちゃんが逃げ遅れ、2階で寝ていた長男は逃げて無事でした。
警察によりますと住宅は火の気のない1階と2階の間の階段が最も激しく焼けていて、出火の原因が不審だったとして、警察が捜査を進めたところ、漏電などによるものではなかったということです。
警察は、当時、家の中に入れたのは山野容疑者しかおらず、事情聴取した結果、自宅に火をつけた疑いが強まったとして、9日、放火と殺人などの疑いで逮捕しました。
警察によりますと山野容疑者はこれまでの聴取に対し「当時、仕事で家の外にいた」と説明し、逮捕後も「放火はやってない」などと容疑を否認しているということです。

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元夫は、不倫をしていた。火災で妻が亡くなった後に再婚

火災発生当時、夫は別の女性と交際していたとのこと。つまり不倫です。事件後、その女性と再婚します。苗字が変わったことについては明記されていませんが、おそらく再婚によるものだと思われます。

産経ニュースより引用(2013年8月9日)

事件当時、別の女性と交際し、事件後に再婚しており、捜査本部は離婚をめぐるトラブルがあったとみて調べている。

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警察は「夫が怪しい」と、捜査を進めていた

FNNニュースより引用(2013年8月9日)

警察は、当時、山野容疑者が奈穂子さんとの間に離婚問題を抱えていたことや、出火当時、外出していたと話しているものの、不審点が多いことなどから、慎重に捜査を続けていた。

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夫婦関係のもつれが犯行の動機とみて捜査

産經新聞より引用(2013年8月11日)

埼玉県志木市で平成20年12月、自宅に放火して妻子を殺害したとして、殺人容疑などで逮捕された元夫の会社員、山野輝之容疑者(39)が事件前、知人らに「妻と離婚したい」と話していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

山野容疑者は20年8月、家裁に離婚調停を申し立てていた。当時から別の女性と交際し、火災後に再婚している。朝霞署捜査本部は10日、山野容疑者を送検。夫婦関係のもつれが犯行の動機とみて捜査している。

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【2015年3月・無罪】夫が外出中に放火された可能性

一審では、無罪判決がでました。裁判長は「被告人(元夫)は犯人と断定できない」としています。

朝日新聞DIGITALより引用(2015年3月23日)

埼玉県志木市で2008年12月、自宅に放火して妻と娘を殺害したとして、現住建造物等放火と殺人などの罪に問われた無職山野輝之被告(40)=同市柏町=の裁判員裁判の判決が23日、さいたま地裁であった。河本雅也裁判長は「被告人を犯人と断定することはできない」などとして無罪(求刑無期懲役)を言い渡した

山野被告は、志木市の木造2階建ての自宅に火をつけて全焼させ、2階で寝ていた妻の荒木奈穂子さん(当時33)と次女の真弥(まこみ)ちゃん(当時4)を焼死させたとして、火災から約5年後の13年8月に逮捕された。捜査段階から一貫して関与を否定していた。

[参照元]

 

【2016年7月・無罪判決を破棄】東京高等裁判所が、審理をさいたま地裁に差し戻し

無罪判決が出た一審ですが、東京高等裁判所が「さらに審理を尽くす必要がある」と判断し、審理を地裁に差し戻しました。つまり、もう一度裁判しなおせ、ということです。

産經新聞より引用(2016年7月14日)

埼玉県志木市で平成20年、自宅に放火し妻子を殺害したとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた山野輝之被告(42)の控訴審判決で、東京高裁は14日、無罪とした1審さいたま地裁の裁判員裁判判決を破棄、審理を差し戻した。弁護側は即日上告した。

1審判決は燃焼実験の結果などから「被告の外出後に放火された可能性を否定できない」と妻による放火の可能性に言及。しかし、高裁の植村稔裁判長は「実験で使われた建物の材質が実際と異なっており再現性がない」と指摘。防犯カメラ映像などから「被告が出火時に自宅にいて放火した疑いがある。妻は睡眠薬の影響で眠っていた可能性が高い」と述べ、さらに審理を尽くす必要があると判断した。

[参照元]

 

【2017年2月・差し戻しが確定】検察側は無期懲役を求刑

先の「無罪判決の差し戻し」が確定し、再び裁判が行われることになりました。

毎日新聞より引用(2017年2月10日)

2008年に埼玉県志木市の自宅に放火し、妻子2人を殺害したとして殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた山野輝之被告(42)について、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は8日付の決定で、1審の無罪判決を破棄して審理を1審に差し戻した2審判決を支持し、被告の上告を棄却した。

[参照元]

 

【2019年10月・求刑通り無期懲役】自宅放火、逃げ道に火放つ 妻から睡眠導入剤を検出

無罪判決がくつがえり、求刑通りの無期懲役が言い渡されました。先の裁判と同じく、今回も裁判員裁判です。

埼玉新聞より引用(2019年11月1日)

志木市の住宅で2008年、自宅に放火して妻子を殺害したとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた、会社員山野輝之被告(45)の差し戻し裁判員裁判の判決公判が31日、さいたま地裁で開かれ、北村和裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡した

判決理由で北村裁判長は、出火元は中2階踊り場付近であるとして、電気火災や第三者による放火の可能性を否定。「自宅に放火して妻子を殺害しようと企てた山野被告が、殺意を持って火を放ち、妻子を死亡させた」と認定した。

(中略)

無期懲役の量刑理由は、不倫相手との再婚のために妻子を殺害した犯行動機を「身勝手で強い非難に価する」と指摘。事件が早朝に発生し、出火元が避難する際に家族が通る階段付近であったことから「強固な殺意に基づき残虐」と述べた。

[参照元]

 

【裁判はまだ続く……】無期懲役判決を不服として東京高裁に控訴

無期懲役判決から一週間、山野輝之被告は判決を不服として東京高等裁判所に控訴しました。

毎日新聞より引用(2019年11月8日)

2008年に志木市の自宅に放火して妻子を殺害したとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われ、さいたま地裁の差し戻し審で無期懲役の判決を受けた山野輝之被告(45)は7日、判決を不服として東京高裁に控訴した。

[参照元]

 

冤罪なのか、有罪かのか……真実は!?

このままいけば、差し戻しで下された第一審判決に対する控訴審が、高等裁判所で行われることになります。

夫婦や家族のことは本人にしかわからないこともありますので、勝手な意見は言えませんが、不倫の末の展開としてはあまりにも悲惨です。

「そもそも不倫がなかったら……」

4歳の娘さんとその母は命を落とすことはなかったかも知れません。また、生き延びた長男さんも辛すぎる経験をせずに済んだかもしれません。

不倫は人を狂わせるだけでなく、多くの他人の人生も狂わせると言えるでしょう。

二審が始まれば、また判決がでるまでに数年を要するでしょう。遺族の心痛を思うと、1日でも早く真実が明らかになることを願うばかりです。

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筆者: マコト(篠原誠)

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