不倫する妻・夫に見せてやりたい、恐ろしい映画に出会いました。
これを見たら、不倫を思いとどまったり、不倫していることに不安を覚えること間違いなしです。
それは『すべてはその朝始まった』という、2005年制作のアメリカ映画（日本未公開）。Disney+にラインナップされていた作品で、ほとんど前知識なしに見て、まさかの展開に驚愕。「不倫は怖っ！」と改めて痛感させられたのです……。
偶然出会った既婚女性をナンパ、それが恐怖の始まりだった
不倫とは後ろめたいもの。
もし不倫がバレたら、離婚されたり、子どもの真剣を取られたりするリスクがあります。だから、不倫をしている者は、何か事件やトラブルに巻き込まれたとしても、金で解決できることであれば大金を支払ってでも不倫を隠蔽しようとします。
本作品は、偶然出会った女性と「あわよくばやってやろう」と考えた、既婚男性の下心がきっかけで転落していくストーリーです。
設定はナンパ、現代だと出会い系アプリ
本作は2005年の映画なので「電車で出会った女性をナンパ」がきっかけでしたが、今だと出会い系アプリで同様のことは起こり得ると思います。
ストリートナンパはしないけど、出会い系アプリで割り切ったお付き合いを求める。そんな不貞や輩をイメージしながら見てみてみるといいでしょう。
不倫は違法行為、警察に言えない・頼れない
日本において、不倫は違法行為です。
民事事件なので警察に逮捕はされませんが、婚姻という契約に反する不貞行為は損害賠償の対象ですので、相手に慰謝料請求をしたり、裁判で訴えたりすることはできます。
■参考記事
不倫の時効は何年？ 民法 第724条、損害賠償（慰謝料）請求ができるのは知ってから3年
アメリカにおいても不倫はリスクです。訴訟に発展してしまう恐れがあり、裁判になれば不倫の事実が洗いざらい明らかになってしまいます。
つまり、不倫をしている者はやましさがあるせいで、警察に頼りづらい状況であるのです。
不倫のせいで、お互いの家族が窮地に
つまり、不倫をしているということは、弱みがあるということ。
ネタバレにならないよう詳しくは書きませんが、弱みを握られているが故に、事態はどんどん悪化していきます。そのトラブルは、不倫を知らない妻や子にまで広がっていきます。
もし不倫がなければ、すぐに警察を頼り、解決することができたでしょう。それができなかったのは、不倫をしているという立場にあったからです。
不倫をしなければ、不幸の連鎖は起きなかったのに
不倫をしたことで、家族や仲間など周囲にまで不幸が連鎖。
そもそも下心を抱いて実行に移さなかったら、こんなことにならなかったのに……。
本人からすれば些細な火遊びのつもりかもしれません。しかし、不倫は自分たちだけの問題では無いのです。そんなことが痛烈にわかる映画でした。
あぁ、怖かった。
不倫防止・不倫解消に役立つ映画かと思います。
不倫をされて苦しんでいる方がわざわざ見る映画ではありませんが、不倫をしようとしている・不倫をしている奴らには見せたい映画です。
不倫をしてしまう人は性欲が先行し、すごく短絡的。
本人は人生を満喫しているつもりかもしれないけど、同時に家族など周囲を不幸にするからいつかしっぺ返しを喰らう。物事をしっかり考えたり、長期的な視点が持てたりできない、気の毒な性格なのかもしれない。
つまり自分に甘く、責任感が無い。
— マコト＠不倫撲滅！ (@tsumagafurin) February 15, 2022
映画「すべてはその朝始まった」 作品紹介・キャスト
ミカエル・ハフストローム
■出演
クライヴ・オーウェン、ジェニファー・アニストン、ヴァンサン・カッセル
■公開
2005年
日本では劇場未公開
会社員のチャールズ（クライヴ・オーウェン）は美しい妻と病弱ではあるが可愛らしい娘エイミーと、平凡だが幸せな日々を過ごしていた。
ある日、チャールズは慌てて通勤電車に飛び乗った後、うっかり小銭を持ち合わせていないことに気づく。乗務員から無賃乗車の汚名をきせられ困りはてていると、近くの席に座った見知らぬ女が代わりに乗車賃を支払うと名乗りをあげた。思わぬ救世主に、御礼かたがた言葉を交わすチャールズ。
その女はルシンダ（ジェニファー・アニストン）と名乗り、大手金融会社で働いているという。
会社までのいつもの通勤電車の中、少しずつ少しずつ弾む会話。ルシンダにも自分と同じように娘がおり、同じように仕事や生活に小さな不満はあるが、幸せそうだった。そして、彼女はとても聡明で美しかった。新鮮な気持ち。
それからチャールズとルシンダは同じ通勤電車で出会う度、言葉を交わし、次第に親密になっていった。彼女は夫を愛し、自分は妻を深く愛していたが、もう気持ちは止められなかった。お互いの生活を守りながら、今日だけ、今日だけは…遂に二人は互いの家族に嘘をつき、一夜を共に過ごすために人目につかない場末のホテルの部屋に入った。抱きしめあい、互いの情熱に身をまかせようとしたその時、突然ドアが開き、恐ろしい形相の男ラロッシュ（ヴァンサン・カッセル）が銃を向けて押し入ってきた。それからは、二人にとって地獄のような時間だった…。
ディズニーより引用
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